◆底の方でじっとして動かない
◆動かないので人気がないのか?ショップではほとんど見かけない・・・
◆でもこんなに特徴的な種類は他にめったにいない
・・・そんなチャカチャカについて説明します。
チャカチャカってどんな種類?
インド、バングラデシュに分布しているナマズです。
落ち葉に擬態し、特徴的な大きな口で獲物を捕らえる捕食スタイルです。そんな捕食スタイルをもってるので、水槽内でもほとんど動かず、ちゃんと生きているのか不安になるほどです(笑)。
僕が飼育していた時もほとんど動いてなかったです。
全長と必要な水槽の大きさは?
全長は25~30㎝に届かないくらいです。遊泳性が低いので、45㎝規格水槽でも飼育可能ですが、余裕をもって飼育したい方は60㎝規格水槽をおすすめします。まあ少なくとも60㎝水槽があれば終生飼育可能です。
最適な水質(PH)、水温は?
水質(PH)に関しては弱酸性、PHでいうと6.5くらいを好みますが、あまり敏感にならなくても大丈夫です。下がりすぎず上がりすぎなければ問題ないです。
水温に関しては23~28℃を好みますが、白点病などを予防するためにの26℃以上を維持したほうがいいです。
本種のようなナマズの仲間は魚病薬に弱いので、病気になっても薬が使えません。なので、他の魚よりも予防に力をいれないといけないのです。
寿命は?
約10年です。
餌は?人工餌には慣れるの?
餌は基本的にメダカ、小赤などの生き餌がメインになります。小さい個体にはメダカ、大きくなってきたら小赤を与えましょう。ただ、メダカなどは基本的に水槽の上部にしかいないことが多いので、なかなか食べられない、という場合はどじょうやエビを与えるといいです。どじょうもエビも低層をメインに活動しているので、チャカチャカも捕食しやすいでしょう。
人工餌に馴れてほしいという方も多いと思いますが、チャカチャカの場合、かなり手ごわいと思った方がいいでしょう。特に大きめの個体(10cmくらい)で、今までずっと生き餌を与えられていたような場合は、かなり難しいと思います。
人工餌大好きな僕でも最後まで餌付けすることができませんでした。。。
それでも慣らせたい場合は、まずはクリルを与えて、「この人は餌をくれる人だ!」と覚えてもらいましょう。基本的に底にいることが多いので、水を含ませて沈ませてあげると食べてくれやすいです。
掃除が大変ですが、冷凍の赤虫をあげるのも人工餌に慣らせる手法としては有効です。
クリル、もしくは赤虫に慣れてきたらあとは早いです。それらに混ぜてキャットを与えましょう。
最初は口にしても吐き出してしまいますが、慣れると問題なく食べてくれます。
混泳はできるの?
大きな口で自分の体の大きさの半分くらいの魚も捕食してしまうこともあるので、基本的には単独飼育が望ましいでしょう。
ただ、絶対に無理という訳ではないです。比較的うまくいく可能性が高い種類は
【生活圏がかぶらないバタフライフィッシュなど、表層にいることが多い種】
【動きがゆっくりなバンジョーキャット、リーフフィッシュ、チャカチャカ同士】
などですね。これらとの混泳は比較的うまくいくことが多いでしょう。ただ、その際も大きさには注意しましょう。
その他注意点
砂に潜る習性があるので、底に敷く砂利は角が無い細かい砂にしましょう。
個人的には、スドー ボトムサンドがおすすめです。見た目もきれいですし、細かいし、比較的安価です。
ただ、砂の中にいることが多いので、定期的に掃除して清潔に保ってあげないと状態を崩すことがあります。
なので、1週間に1回は水替えをおこない、その際にはクリーナーを使って砂の中も掃除してあげましょう。
掃除やすいように、体がぎりぎり埋まるくらいの薄さにするのが掃除を簡単にするコツです。
チャカチャカまとめ
いかがだったでしょうか?
まあかなり好き嫌いが分かれる種類だと思いますが、僕はこの記事を書きながら「また飼いたいなー」と思ってしまいました(笑)。
そう思った方、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。