日本淡水魚を飼育してみたい。
でも小さすぎると物足りないし、かと言って大きくなりすぎても飼育できないし・・・。
と思ってる方、いると思います。僕もそうです。ペット的に付き合える魚を飼いたいけど、スペース的にそんなに大きな水槽は置けないからな・・・、みたいな。
なので今回は、そこそこ大きくなるんだけど、60㎝水槽で飼育できる日本淡水魚の飼育法についてまとめました。
【関連記事】
オヤニラミの飼育法
出展:https://www.youtube.com/watch?v=mHmXHx1rH5Y
◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップであれば取り扱いがあると思います。また、もし近くにショップが無い場合でもcharm等のネット通販で容易に購入することが可能です。値段に関しては、大きさにもよりますが、大体2000円前後で購入できます(昔はもっと安かった気がするのですが・・・・)。
◆寿命
約10年です。これくらいの大きさの魚の中では比較的長生きしてくれる種類です。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
最大サイズは12~15㎝くらいです。単独飼育であれば45㎝水槽でも十分飼育可能です。ただ、複数飼育する場合は60㎝以上の水槽を用意しましょう。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
生餌の場合は、メダカ、小赤などがメインになると思いますが、栄養バランスや、病気の持ち込みなどを考えると人工餌に慣らせた方がいいです。
人工飼料に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫やクリルに慣らせる⇒そのにおいを付けたカーニバルを与える⇒この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。
低層でじっとしている種類ではないので、カーニバルの方が餌付けはしやすいと思います。キャットでもカーニバルでも栄養素は特に変わらないので、栄養素的にはどちらでも問題ありません。
◆混泳は?
混泳は基本的に難しいと思います。
かなり気が荒い種類で、成長とともにテリトリー意識も高くなってしまうので、他魚を攻撃しやすくなってしまいます。また、同種同士でも争います。
もし混泳させるのであれば、生活のテリトリーが被らないどじょうだったり、大きめの
フナ、カマツカなどであれば上手くいく可能性があります。
熱帯魚との混泳であれば、ポリプテルスセネガルスなどの小型のポリプテルスだったり、レインボースネークヘッドと上手く飼育している人もいます。
もちろん、混泳する場合は熱帯魚の方の水温に合わせてくださいね。
ただ、基本的には【混泳は難しい種類】として日々の観察に力を入れたほうがいいですね。
◆水温・水質は?
適正水温は15~26℃程度です。飼育可能水温でいうと0~30℃です。ただ、高水温だと状態を崩しやすいですし、水温が下がりすぎると水かび病などの病気にかかりやすくなってしまいます。なので、冬場はGEX 金魚元気 オートヒーター SH120などの金魚用のヒーターを使い、夏場に関しては水槽用のファンなども売っているので、上手く利用するといいですね。クーラーも売ってますが、とても高価ですし、そこまでしないといけないほどデリケートではないので、ファンで十分かと思います。
水質はだいたい中性から弱アルカリ性を好みます。そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、比較的新しめの水を好むので、週1回、1/3の水替えは怠らないようにしましょう。
◆フィルターは?
肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。
また、比較的流れが緩やかな河川に住んでいるので強い水流を好みません。水質は特に問題ないに少し元気がない・・・という場合は吐出口を水槽の壁面に向けるなどして水流を弱くしてもいいかもしれません。
◆オヤニラミのより詳しい飼育方法はこちら
ギバチの飼育法
◆販売・値段
販売されている場合は400~1500円程度と、比較的安価で購入できます。
ただ、実際のショップで購入しようとすると、日本淡水魚に力を入れているところ以外では見かけることは少ないです。
そういった場合は取り寄せてもらうか、charm等のネット通販で購入しましょう。ネットであれば比較的簡単に購入できます。
◆寿命
調べたところによると3~5年とありましたが、ナマズの仲間なので個体によっては10年くらいは生きるのではないかと思います。
ギバチよりも小型のコリドラスなども最低でも5年は生きるので、そう考えると5年以上生きても不思議ではないです。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
ギバチは、最大で25㎝程度に成長する魚です。
あまり動かない種類でもあるので単独飼育であれば最低で45㎝あれば飼育可能です。ただ、最大サイズまで成長すると若干窮屈な感じがあるので、できれば60㎝水槽を用意してあげるといいです。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
生餌を与える場合はめだか、冷凍赤虫、小赤などになると思います。生餌を与える場合は、栄養に偏りが出ないように、数種類の餌を混ぜて与えたほうが良いです。
もし人工飼料に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたクリルを与える⇒そのクリルのにおいを付けたひかりクレスト キャットを与える。この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。
それでも餌付かない場合はこちらの記事【肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ 】をご参考ください。
◆混泳は?
かなり性格がきついので、いないと思った方がいいかと思います。
もし混泳するとしたらギバチと同じかそれ以上の大きさで、生活スペースがことなる
フナやコイでしょうか。 ただ、あまりおすすめはできません。
◆水温・水質は?
そこまで水質にはうるさく無いですが、自然界では比較的綺麗な河川に生息しているので、週に1回、1/3の水替えは欠かさないようにしましょう。
また、日本固有の種類なのでヒーターなしでも飼育はできますが、水温が下がると白点病や水かび病にかかりやすくなるので、冬場はヒーターを入れてあげましょう。その際の温度は25℃以下に設定してあげるといいです。GEX 金魚元気 オートヒーター SH120であれば、自動的に18℃前後にキープしてくれるので、日本淡水魚全般を飼育するときにおすすめです。
◆フィルターは?
肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。
ただ、溶存酸素量を増やすために、サブ的にぶくぶくや投げ込みフィルターを入れてあげるのはいいと思います。
◆ギバチの詳しい飼育方法はこちら↓
カマツカの飼育法
◆販売・値段
日本淡水魚に力を入れている熱帯魚ショップでないとなかなか見かけられないかもしれないです。
ただ、販売されている場合は400~500円程度と、比較的安価で購入できます。
もし近くの熱帯魚ショップで見かけないのであればcharm等のネット通販を利用しましょう。
そこまで苦労せず見つけられると思います。
◆寿命
4~5年程度です。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
最大20cm程度に成長します。
あまり動き回る種類ではないので、単独飼育であれば45㎝水槽で終生飼育できます。
ただ、最大サイズまで成長すると若干窮屈な感じがあるので、できれば60㎝水槽を用意してあげたほうが個人的にはいいと思います。
また混泳する場合は60㎝以上の水槽を用意しましょう。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
自然界では水生昆虫や藻類をメインに食べていおり、それらを生餌で補うのは難しいので、人工餌に慣らせた方がいいかと思います。
基本的には沈む餌しか食べないので、メディスーパーゴールドなどの沈下性の金魚の餌を与えるといいです。
あげすぎると消化不良を起こしたり水質の悪化につながるので、お腹が少し膨れるというのを目安に1日2回くらいあげればいいでしょう。
◆混泳は?
生活スペースが被らずに温和な種類で、カマツカよりも小さなサイズであれば可能だと思います。熱帯魚であれば、エンゼルフィッシュ、グッピー、ネオンテトラ等と混泳可能です。ただ、餌食いがあまり上手とは言えないので、しっかりと食べられているかは確認したほうがいいです。
餌の食べ残しなども食べてくれるので、金魚との混泳魚としても選ばれることが多く、お互いあまり他魚に干渉しないので上手くいくことが多いです。
また、他の日本淡水魚との相性に関しては、生活スペースが異なるという条件で考えると、ウグイ、オイカワ、フナ、サイズ同じかそれ以下のコイ等とは可能かと思います。
また、生活スペースは被りますが、お互い温和などじょうとも混泳は可能でしょう。
オヤニラミは気が荒いので注意深く見ないといけないですが、生活スペースは被っていないので、可能かもしれません。
◆水温・水質は?
日本に生息しているので、基本的に室内であれば気にしなくても大丈夫です。ただ、冬場は水温の低下により白点病や水かび病にかかりやすくなるので、病気が怖い場合は、GEX 金魚元気 オートヒーター SH120のような、水温が上がりすぎない金魚用のヒーターを使うといいです。
水質に関しては、弱酸性じゃないとダメ!弱アルカリ性じゃないとダメ!とかは特にないので、【清潔な水】をキープして入れば大丈夫です。
ただ、水質の悪化には弱い面があるので、定期的な水替えは怠らないようにしましょう。
◆フィルターは?
砂利を含めて清潔な環境を好むので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターを使用しましょう。
また、ろ過能力でいうと底面フィルターも高いですが、カマツカは底砂に潜る習性があり、底砂を掘り返してフィルター面がむき出しになった結果、ろ過力が激減する可能性があるので、底面フィルターはあまりおすすめできません。
◆カマツカの詳しい飼育方法はこちら↓
オイカワの飼育法
出展:http://www.ifarc.metro.tokyo.jp/old/tokyowatching/kawa/8kawanotaisyuugyo-oikawa.htm
◆販売・値段
日本淡水魚に力を入れている熱帯魚ショップでないとなかなか見かけられないかもしれないです。
ただ、販売されている場合は、小さい個体であれば1匹400~500円程度と、比較的安価で購入できます。
もし近くの熱帯魚ショップで見かけないのであればcharm等のネット通販を利用しましょう。
そこまで苦労せず見つけられると思います。
◆寿命
3~5年程度です。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
最大15㎝程度です。
サイズだけ考えると30㎝水槽でもいけそうですが、よく泳ぐ魚なので単独飼育であっても45㎝水槽は用意したいところです。
ただ混泳させるのであれば、60㎝水槽以上、繁殖を狙うのであればよりゆったり泳ぐスペースが必要になるので、90cm以上の水槽が必要です。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
自然界では水生昆虫や藻類をメインに食べており、それらを生餌で補うのは難しいので、人工餌に慣らせた方がいいかと思います。
もし人工飼料に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたアイドル 野菜が入った金魚の健康食などを与えるといいです。
野菜も入っているので、オイカワには適しているかと思います。
この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。
もしこれでも餌付かない場合はこちらの記事⇒肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ を参考にして、応用できる部分は応用して頂ければと思います。
また、けっこう餌切れに弱いので、人工飼料に餌付かないからといって餌を与えないのはNGです。
◆混泳は?
大きさが同じくらいで、温和な日本淡水魚であれば基本的に可能です。
また金魚との混泳も可能です。ただ、金魚に関しては動きが遅いので、しっかりと餌がいきわたっているかも確認してあげてください。
熱帯魚との混泳に関してですが、生活スペースがことなるという点で、ピクタスキャットや、コリドラスはいいと思います。
また、エンゼルフィッシュやレインボーフィッシュなどと上手に混泳されている方もいるので、挑戦してみてもいいかと思います。
もし混泳される場合は、酸欠には気を付けてエアレーションは多めに行った方がいいです
ちなみに、ネオンテトラや、グッピーなどとの混泳に関しては、オイカワにとっては問題ありませんが、ネオンテトラやグッピーが捕食の対象になってしまうので、あまりおすすめはできません。
◆水温・水質は?
水温は5~25℃程度を好みます。
30℃くらいまでは耐えられますが、それを超えてしまうということであれば冷却ファンんやクーラーを使う必要があります。
また、水温上昇による酸欠にも弱いので、エアレーションは多めにしてあげるとよいでしょう。
水質に関しては中性~弱アルカリ性を好みますが、そこまで気を使わなくてもいいです。定期的な水替えさえサボらなければ大丈夫でしょう。
◆フィルターは?
肉食魚でかつ清潔な水を好むので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。
ただ、溶存酸素量を増やすために、サブ的にぶくぶくや投げ込みフィルターを入れてあげるのはいいと思います。
◆オイカワの詳しい飼育方法はこちら↓
フナの飼育法
出展:https://zukan.com/fish/internal16
◆販売・値段
日本淡水魚に力を入れている熱帯魚ショップ、ペットショップでないとなかなか見かけられないかもしれないです。
ただ、販売されている場合は、小さい個体であれば1匹400~500円程度と、比較的安価で購入できます。
もし近くの熱帯魚ショップで見かけないのであればcharm等のネット通販を利用しましょう。
◆寿命
5~10年程度です。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
・キンブナ
最大15cm程度なので、単独飼育であれば45㎝水槽で終生飼育が可能です。混泳させるのであれば60㎝以上の水槽が必要です。
・ギンブナ、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)
最大30㎝程度なので、45㎝水槽では終生飼育は難しいです。最終的には60㎝以上の水槽を用意しましょう。混泳させるのであれば90㎝以上の水槽が必要です。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
食性はゲンゴロウブナ(ヘラブナ)だけ異なるのですが、飼育する場合、餌はニチドウ メディゴールドIGPなどの金魚の餌などを与えれば問題ないかと思います。
キンブナ・ギンブナがなかなか人工餌を食べない場合はまずは冷凍アカムシに慣れさせて、そこに混ぜて人工飼料をあげると反射で食べてくれるようになります。
◆混泳は?
基本的に他魚との混泳は可能です。ただ、熱帯魚、金魚、日本淡水魚との混泳でそれぞれ注意すべき点が違うので、分けて解説していきます。
・フナと熱帯魚との混泳
基本的に温和でかつ丈夫な種類なので環境を熱帯魚に合わせれば混泳可能な種類は多いです。
性格スペースが被らないプレコだったり、あとはポリプテルスと混泳している人もいます。ポリプテルスも基本温和ですし、生活スペースが異なるので、相性がいいのかもしれないですね。混泳させるのであれば、大きさはなるべく合わせたほうがいいので、
ポリプテルスデルヘッジやポリプテルスセネガルス等の小型の種類がいいでしょう。
ネオンテトラやグッピーなどは、大きさに差があると食べられる可能性があるので避けた方が無難です。
・フナと金魚の混泳
和金やコメットなどのいわゆる【長もの】と言われている種類とであれば混泳可能です。【丸もの】はフナに比べて動きが遅いのでそれがストレスになったり、餌を食べられなかったりするので混泳はしないほうがいいです。
※長もの・・・和金など、体形がフナに近い細身の金魚
※丸もの・・・琉金のような、丸っこい金魚
かなりざっくりした解説ですが(笑)、そこがメインの記事ではないので許してください。
・フナと日本淡水魚との混泳
気が荒くなく、フナに食べられないサイズの魚であれは基本的に可能です。
なので、どじょう、カマツカ、(大きさが同じくらいの)コイ、モロコ等とは混泳可能です。オイカワの環境に合わせてあげればオイカワとの混泳も可能です。
逆に気が荒いオヤニラミやギギの仲間との混泳は難しいでしょう。ただ、オヤニラミに関しては、フナの方が大きければ上手くいくかもしれません。ギギに関しては、最大サイズも同じくらいですし、本当に気が荒いのでやめておいた方がいいです。
また、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビは等のエビの仲間は、フナに食べられる可能性が高いのでやめておきましょう。
◆水温・水質は?
水温は5~26℃程度を好みます。
30℃くらいまでは耐えられますが、それを超えてしまうと状態を崩すことがあるので、冷却ファンを使ってあげるといいです。
また、特に夏になりやすいのですが、に口を水面でパクパクしている時は酸欠状態なので、エアレーションを強くして溶存酸素量を増やしてあげましょう。
水質に関しては弱酸性性~弱アルカリ性まで幅広く対応できます。水質の悪化にも強いのでそこまで神経質になる必要はないですが、水替えをさぼりすぎないようにしましょう。
◆フィルターは?
水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。
ただ、混泳をするときなどに溶存酸素量を増やすために、サブ的にぶくぶくや投げ込みフィルターを入れてあげるのはいいと思います。
◆フナの詳しい飼育方法はこちら↓
ギギの飼育法
◆販売・値段
販売されている場合は1000円程度と、比較的安価で購入できます。
ただ、実際のショップで購入しようとすると、日本淡水魚に力を入れているところ以外では見かけることは少ないです。
そういった場合は取り寄せてもらうか、charmなどのネット通販で購入しましょう。ネットであれば比較的簡単に購入できます。
◆寿命
調べたところによると3~5年とありましたが、ナマズの仲間なので個体によっては10年くらいは生きるのではないかと思います。
ギギよりも小型のコリドラスなども最低でも5年は生きるので、そう考えると5年以上生きても不思議ではないです。
◆最大サイズは?適正水槽サイズは?
ギギは、最大で25㎝程度に成長する魚です。上で紹介したギバチよりも大型になります。ギバチであれば45㎝水槽でも飼育できますが、ギギの場合は60㎝水槽を用意したほうがいいでしょう。
◆餌は?人工飼料には餌付くの?
生餌を与える場合はめだか、冷凍赤虫、小赤などになると思います。生餌を与える場合は、栄養に偏りが出ないように、数種類の餌を混ぜて与えたほうが良いです。
もし人工飼料に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたクリルを与える⇒そのクリルのにおいを付けたひかりクレスト キャットを与える。それでほとんどの個体が餌付きます。
それでも餌付かない場合はこちらの記事【肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ】をご参考ください。
◆混泳は?
かなり性格がきついので、混泳は厳しいと思った方がいいかと思います。
もし混泳するとしたらギギと同じかそれ以上の大きさで、生活スペースがことなるフナやコイでしょうか。
ただ、あまりおすすめはできません。
◆水温・水質は?
そこまで水質にはうるさく無いですが、自然界では比較的綺麗な河川に生息しているので、週に1回、1/3の水替えは欠かさないようにしましょう。
また、日本固有の種類なのでヒーターなしでも飼育はできますが、水温が下がると白点病や水かび病にかかりやすくなるので、冬場はヒーターを入れてあげましょう。その際の温度は25℃以下に設定してあげるといいです。GEX 金魚元気 オートヒーター SH120などの金魚用のヒーターだと、自動的に18℃前後にキープしてくれるので、日本淡水魚全般を飼育するときにおすすめです。
◆フィルターは?
肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。
ただ、溶存酸素量を増やすために、サブ的にぶくぶくや投げ込みフィルターを入れてあげるのはいいと思います。
◆ギギの詳しい飼育方法はこちら↓
60cm水槽で飼育できる日本淡水魚の中型魚の飼い方まとめ
いかがだったでしょうか?
意外と60㎝水槽でも面白そうな魚が飼育できるということが分かってくれたかなと思います。ただどういった用品が必要で、いくらくらい必要なのか分からないという人も多いかと思うので、そういった方のためにこんな記事⇒【60㎝水槽で日本淡水魚を飼育するのに必要な用品とその値段は?】を書いてみたのでよかったら見てみてください。
また、他にも【飼いやすい日本淡水魚10種類まとめ 】とか【肉食魚の日本淡水魚の飼育法とおすすめの種類まとめ】等で日本淡水魚についてまとめてるのでこちらもよかったらご覧ください。