ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

アイスファイヤースネークヘッドの飼育法(混泳・大きさ・水温・水質など)

アイスファイヤースネークヘッドは、ミャンマーに生息するスネークヘッドで、入荷が少ない、非常にレアな種類です。目の周辺が赤く染まることから歌舞伎(カブキ)とも呼ばれています。また、飼い込むことでヒレと眼下が美しいメタリックブルーに輝くので、飼いごたえのある種類であるといえます。大変珍しい種類ではありますが、基本的な飼育方法は他のスネークヘッドと同じで大丈夫です。大きさとかを考えると、 レインボースネークヘッドとほぼ同じ感じで飼育可能です。

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出展:https://ameblo.jp/survival-satoru-suzuki/

どこで販売されているの?価格は?

基本的にレアな種類なので、大きめのショップでたまーに見かける程度です。可能であれば取り寄せしてもらいましょう。ただ、取り寄せた場合はそれがどんな個体でも購入しないといけないので注意しましょう。また、近くにショップがない場合はネット通販での購入になります。ただ、ネット通販でもすぐに売り切れてしまうので根気よく探していたらすぐに購入しましょう。

10㎝くらいの個体が10000円位で販売されています。 

 

大きさは?60㎝水槽で飼育できるの?

大きさは最大で25~30㎝程度なので、単独飼育であれば60㎝水槽で飼育できます。

 

寿命は?

5~10年程度です。

 

餌は?人工飼料には餌付くの?

生餌を与える場合はめだか、冷凍赤虫、小赤、エビなどになると思います。生餌を与える場合は、栄養に偏りが出ないように、赤虫だけ、小赤だけ、とかではなく、数種類の餌を混ぜて与えたほうが良いです。

もしそれが面倒で、かつランニングコストが気になるという方は、人工飼料に餌付かせた方がいいです。栄養バランスも優れていますし、餌からの病気の持ち込みも防げます。スネークヘッドの中では比較的人工飼料には餌付きやすい種類です。

人工飼料に餌付けたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたクリルを与える⇒そのクリルのにおいを付けたキャットかカーニバルを与える。この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。

なかなか水面に来てくれない個体はキャット、来てくれる個体はカーニバルという感じで分けるといいです。

上記の方法を試してもなかなか餌付かない場合はこちらの記事【肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ 】をご参考ください。

すでにショップでキャットやカーニバルに餌付いている個体を購入できればベストなんですけどね・・・・。

 

 

混泳は可能?

スネークヘッドは基本的に気が荒いので、うまくいかない可能性のほうが高いという前提で言うと、その中でもポリプテルスセネガルスや、ポリプテルスデルヘッジ等の小型のポリプテルスとの混泳はうまくいきやすいです。また、アイスファイヤースネークヘッド同士や、レインボースネークヘッドとの混泳は上手くいきやすいです。あとはロイヤルプレコなど、アイスファイヤースネークヘッドに食べられず、かつ大きすぎない中型プレコでしょうか。

ただ、やはり気が荒いのでもし混泳させる場合は、土管やシェルターなど、隠れられる場所を用意してあげましょう。

 

最適な水温は?

22~28℃くらいです。

 

おすすめのろ過器(フィルター)は?

肉食魚で水も汚しやすいので、ろ過力の大きい上部フィルターか、外部フィルターがおすすめです。それに加えて水作フラワーなどのサブフィルターを入れてあげると酸素供給もできますし、水質も安定しやすくなります。

また、スネークヘッドの場合飛び出しに細心の注意を払わなければいけないので、それ自身が蓋の役割もしてくれる上部フィルターが個人的には一番おすすめです。見た目はイマイチですが、ろ過力は大きいですし、ろ過槽のメンテナンスも楽ちんです。

 

水草との相性は?

スネークヘッドの中ではレインボースネークヘッドと並んで相性がいいと思います。ようはそこまで大きくならないので、多種と比べると水を汚しづらく、苔が生えにくいということです。ただ、茎が固い水草は折られる可能性があるので、植える系の水草であれば、バリスネリアだったり、ラージナヤスなど、柔らかい水草にしましょう。また、比較的柔らかく、かつ根張りがしっかりしているクリプト系もいいと思います。あとは無難にアヌビアスナナを流木に活着させたものを使ってたり、マツモやアマゾンフロッグピットを入れてもいいと思います。他のスネークヘッドよりは上手く共存させやすいです。

 

アイスファイヤースネークヘッドの飼育法まとめ

いかがだったでしょうか?アイスファイヤースネークヘッドはかなり希少でしかも高価なのでなかなか手に入れるのは難しいと思いますが、一度飼育してしまえば飼育難易度は決して高くないですし、なにより大変美しい姿を見せてくれます。もし興味を持ったという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。