ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

プロトプテルドロイの飼育法(餌・混泳・大きさ・適切な水槽サイズなど)

プロトプテルドロイはアフリカに生息している肺魚の仲間で、その中では比較的小型の種類です。乾期には地中に繭を作り雨季まで耐えるという面白い性質の持ち主です(水槽内での再現は難しいと思いますが・・)。

比較的大型化する種類が多い肺魚の中では小型で飼育しやすい部類なので肺魚の入門種としても人気があります。

今回はそんな、プロトプテルスドロイの飼育法に関して説明します。 

 

どこで販売されているの?価格は?

ある程度の規模の熱帯魚ショップであれば10~15㎝くらいの稚魚を見かけることは多いかと思います。また、charmなどのネット通販でもよほど時期を外さなければ比較的容易に見つかるかと思います。10~20㎝の稚魚が3000~7000円くらいで販売されています。

寿命は?

15~20年です。比較的小型と言っても長生きですね。しっかりと最後まで飼いきるという覚悟をもって飼育を始める必要があります。

大きさ・適切な水槽サイズは?

自然界ではメーターオーバーの個体も確認されていますが、水槽内でそこまで大きくなることは少ないでしょう。50~60㎝程度が平均で、大きくても70㎝くらいではないでしょうか。

しかも成長スピードがとてもゆっくりで体も柔らかいので、最終的には90㎝水槽が必要になりますが、長期間60cm水槽で飼育可能です。

適切な水温・水質は?

水温に関しては他の熱帯魚と同じく22~28℃くらいで問題ないです。噛んで破壊されないように、ヒーターには必ずカバーを付けましょう。オーバーフローを利用する場合はろ過槽にヒーターを入れてあげましょう。

水質に関しては中性~弱アルカリ性を好みますが、まあよほど酸性に傾かなければ問題ないです。ただ、丈夫だからと言って油断しているとある日急に☆になってしまうこともあるので、定期的な水替えは怠らないようにしましょう。

 

餌は?人工飼料には餌付くの?

生餌を与える場合は、成長に合わせて赤虫⇒メダカ⇒小赤、みたいな感じで移行していけばいいかともいます。

ただ、大きくなった時に生餌だけだとコストがかかりすぎるので早い段階で人工飼料に餌付けた方がいいです。

そこまで人工飼料に餌付けにくい種類ではないので、小さい段階で餌付けてしまいましょう。そこにいることが多い個体にはキャット、水面まで来てくれる個体にはカーニバルをあげる、などして使い分けるといいかと思います。

もしなかなか人工飼料を食べてくれない場合はこちらの記事【肉食魚・古代魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ 】をご覧ください。

混泳は可能?

気が荒く、同種、他種かかわらず攻撃しますし、噛む力もかなり大きいので混泳は無理だと思った方がいいでしょう。

おすすめのフィルターは?

大食漢なので、水をよく汚すので、ろ過力が大きくかつメンテナンスもしやすい上部フィルターをおすすめします。ただ50㎝以上の個体にまでなると噛む力が非常に強く、上部フィルターのストレーナー部分をかみ砕いてしまう可能性があるので、コーナーガードでストレーナー部分を隠してあげる必要があります。

どんなレイアウトにすればいい?

こういった中型魚・大型魚を飼育する場合は基本はベアタンクか、色飛びが気になる方はは薄ーくガーネットサンド敷くパターンが多いです。中途半端に粒が大きい砂利とかだと飲み込んでしまう可能性があるので、全く敷かないか、敷くとしても砂のような底床を選んであげましょう。

また、もともと底面が黒い水槽も販売されているので、それを購入するのもありかと思います。

かかりやすい病気は?

導入時と水換えの頻度(最低でも週1回はするようにしてください)に気を付けていればほぼ病気にはかからないと言っていいくらい丈夫です。

ただ、水質が悪化したり、PHが下がりすぎると目が白くなる可能性があるので、注意しましょう。目の白濁は病気とは少し違うので、水換えを定期的に行うことで少しずつ治っていきます。

重症化すると完治が困難なので、早期発見、早期治療が大切です。

また、もし導入時に白点病にかかってしまった場合、肺魚にはあまり魚病薬を使いたくないので、まずは水を1/2ほど換え、塩分濃度が0.5%程度になるように食塩を入れて水温を28℃くらいにあげて様子を見てあげましょう。1週間経っても改善が全く見られない場合は下の方法で対応しましょう。

 

◆白点病に完全が見られない場合

飼育水を1/2程度替え、グリーンFリキッドを投入します。(アグデン、ニューグリーンFでも対応できます。)また、塩分濃度が0.5%程度になるように食塩を入れてあげると回復が早くなります。

 

 

その他飼育の注意点

基本的にはとても丈夫なので、その大きさ以外はとくに気を付けることはないですが、ここらへんは気を付けた方がいいですよー、という点をお伝えします。

飛び出しに注意

まさかこんなところから?というところからでも飛び出してしまう可能性があるので、これくらいなら大丈夫でしょう!というような小さな穴でもふさぐようにしましょう。

顎の力はかなり強い

少し話しましたが、50㎝を超える個体は顎の力がかなり強いので、ヒーターカバーは必須です。餌やりの時も噛まれないように注意しましょう。

プロトプテルスドロイの飼育法まとめ

いかがだったでしょうか?

肺魚特有の飼いにくさ(噛む力が強かったり、混泳できない点)はまあしょうがないとして、90㎝水槽を用意できれば終生飼育が可能なので、肺魚の飼育を始めるにはおすすめの種類です。

もしこの記事を読んで、ドロイを飼育したいと思ってくれたとしても、何を用意してそれらにいくら必要なのかが分からないとしょうがないと思うので、これらの情報を【60cm水槽で古代魚・肉食魚・中型魚を飼育するのに必要な値段はいくら? 】や【90㎝水槽で古代魚・肉食魚・中型魚を飼育するのに必要な用品とその値段はいくら?】にまとめたのでよかったらそちらもご覧ください。

また、もう1種類、プロトプテルスアンフィビウスという肺魚に関しては何と、60㎝水槽が用意できれば終生飼育が可能です(90㎝水槽が用意できるのであれば用意してあげた方がいい)ので、こちらもおすすめです。