ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

和金の飼育法~金魚すくいでとってきた金魚でも長生きさせるために~

和金と言えば、金魚すくいで最もよく見る金魚の一種で、飼育がしやすい初心者向けの金魚でもあります。

でも金魚すくいで取ってきたはいいけどすぐに死んでしまった・・・。という方も多いかもしれません。

なのでこの記事では、金魚すくいで取ってきた和金でも長く飼育するための基礎知識などをお伝えしていきます。

ちなみに普通のショップで購入した方に関しても、【金魚すくいで取ってきた金魚と同様に】丁寧に扱えばより飼育が上手くいく可能性が上がるのでぜひご参考ください。

 

 

和金ってどんな金魚なの?

イメージで言うとカラフルなフナって感じです。ただ尾の型はフナと同じフナ尾だったり三ツ尾だたり四ツ尾だったりします。

金魚の元であるフナに最も近い体型をしてるということもあり、金魚の中でもっとも丈夫で飼育しやすい種類の一つです。個人的には一番丈夫な種類だと思います。

なので金魚すくいで取ってきたとしても最初の扱いさえ間違えなければ基本的に飼育は容易です。

寿命は?

だいたい5~10年くらいです。

大きさ・適切な水槽サイズは?

最大で30㎝に成長する、比較的大きくなる金魚です。まあ水槽内だと20~25㎝くらいで成長が止まる場合が多いですがそれでも金魚の中では比較的大きく成長する種類なので、最終的には2~3匹の飼育であっても幅60㎝の水槽が必要になってきます。

なのでこのことを考慮に入れた上で金魚すくいができるといいですね。 どうせ持ち帰るなら最後まで責任もって飼育しましょう。

金魚すくいで取ってきた和金の飼育で気を付けることは?

和金に限らず金魚すくいで取ってきた金魚はかなり弱っている場合が多いです。

これは想像してもらえれば分かると思いますが、さんざんポイで追いかけられたらそれは疲れますよね。

なので水槽に導入当初は結構病気にかかりやすかったりします。でもここさえ乗り切れれば和金自体はかなり丈夫なので、あとは割と雑に飼育しても大丈夫です(笑)。

また上でも書きましたが、普通のショップで購入した方に関しても下記の、金魚すくいで取ってきた金魚と同様に扱えば導入で失敗する確率が格段に減ります。

 

水槽を用意してあげる

本来は水槽を用意して、そこに金魚を入れてあげるのが理想です。屋台でも、一般的なペットショップ・熱帯魚ショップでも、だいたい金魚すくいの周りには金魚飼育用の水槽セットが置いてあるので、一緒に買ってあげた方がいいです。

水槽サイズの目安ですが、金魚すくいで泳いでいるサイズであれば、2~3匹であれば幅30㎝の水槽、5~6匹であれば幅40㎝の水槽があれば【最初は】大丈夫です。

ただ、後にも書きますが最終的には大きい個体は30㎝にも到達するので、そこまで考えるのであれば持って帰るのは2~3匹くらいに抑えるといいです。

水槽に導入しよう

当然ですが、カルキ抜きを入れてから水槽に導入しましょう。ただ、水道水にはカルキ以外にも和金にとっても有害物質が混入しているので、それらも除去してくれるテトラ パーフェクトウォーターが個人的にはおすすめです。またそれに合わせて水槽の水1リットルに対して食塩5gを入れてあげると金魚の負担が減るので入れてあげましょう。

これらの水質調整剤を入れた後、いよいよ和金を導入するのですが、いきなり導入すると水温・水質の急激な変化でやられる可能性があるので、まずは袋のまま水槽にぷかぷか浮かべましょう。その中に少しずつ水槽内の水を入れてあげます。この作業を20分くらいかけてゆっくり行い、その後袋の中の水は入れずに、和金だけ入れます。

これで導入作業は完了です。

餌はすぐにあげていいの?

餌をあげたい気持ちは分かりますが、そこはぐっと抑えて、3日間は断食させましょう。それくらい食べなくても死にません。

導入4日目以降から、金魚の様子を見つつ少しずつ餌を与えていきます。

和金の飼育法に関して

さて和金を導入しました。その後の飼育法に関して解説します。

野外飼育は可能?適切は水温は?

適切な水温は5~28℃くらいです。

低温にも耐えられるので基本的に野外飼育も可能ですが、ただ水深が浅すぎるとその水と一緒に金魚も凍ってしまう可能性があるので、最低でも30㎝くらいの水深がある水槽やタライを用意しましょう。

また冬場は水温の低下により活性が下がり餌の量の調整が難しかったり、病気にかかりやすくなったりするので、初心者の方は金魚元気 オートヒーターなどで水温を一定に保つのもありかもしれません。

ちなみに30㎝水槽であれば80~100w、45㎝水槽であれば100~150w、60㎝水槽であれば150~200wが目安になります。詳しくは商品説明欄をご覧ください。

ただ、飼育はしやすくなる一方で寿命が短くなったり、季節感がなくなり繁殖ができなくなる可能性があるので、そこらへんは十分考慮に入れた上で判断してもらえればと思います。

餌はなにをあげればいいの?頻度は?

金魚用の人工飼料を与えてあげれば特に問題ありません。色揚げをしたいのであれば金魚の色揚げ用の餌が各メーカーから販売されているので、それを与えるといいでしょう。※色揚げ⇒簡単に言うと、より赤くしよう!ということです

餌には沈下性のもの浮上性のものがありますが、慣れるまでは食べ残し処理等がしやすい浮上性の餌を与えた方がいいでしょう。

餌やりの頻度としては、多くても1日2回で、2~3分くらいで食べきれる量を与えるようにしましょう。

混泳は可能?

和金はいわゆる【フナ形】タイプの金魚で泳ぎが比較的上手です。なので同じフナ形であるコメットや朱文金(シュブンキン)などとは混泳は上手くいきやすいです。

また他種との混泳であれば、どじょうタナゴ鉄魚/テツギョ、大きさを合わせればフナなどと混泳可能です。

ただ逆に泳ぎが下手な琉金・出目金などの【丸形】の金魚との混泳は、相手が餌を食べられなくなってしまう可能性があるのでおすすめできません。

 

おすすめのフィルターは?

最初は金魚の水槽セットについているようなフィルターでも大丈夫ですが、和金が大きくなるとそのフィルターだとどうしても頼りないので、水槽を大きくする時点でフィルターも代えてあげましょう。

おすすめは上部フィルターです。ろ過力も大きいですし、扱いも簡単です。

また、見た目をすっきりさせたくて、かつ定期的な底床掃除をやりきれる、という人はろ過能力は高いけどメンテナンスがめんどくさい底面フィルターもいいと思います。

どんなレイアウトにすればいい?

まず砂利に関してですが、単純に飼育することが目的であれば入れなくても大丈夫です。

ただ、入れてあげた方が水槽全体の見た目がいいですし、何より和金の体色よりはっきりでます。また水槽内のごみも舞い上がりづらいので僕は砂利を入れる派です。

入れる砂利は何でもいいですが、初心者の方は砂のような粒が細かいものではなく、比較的粒が大きめの砂利を選んだ方が管理がしやすいです。金魚の砂利のような金魚用の砂利も売られているので、そこら辺を購入すれば問題ないでしょう。

また岩・流木なども入れても入れなくても大丈夫です。入れたら見た目は綺麗になりますが、掃除がめんどくさくなります。どっちを取るかです。ただ、流木に関しては水の色が黄色くなる可能性があるので、アク抜き済みのものを購入した方が無難かと思います。

水草に関しても入れても入れなくてもどっちでもいいのですが、これも見た目の問題で、やはり入れてあげた方が雰囲気がでます。

ただマツモやアナカリス、カボンバといったいわゆる金魚藻に関しては、ほとんどの確率で餌となるので、消耗品だと割り切っていれるか、もしくは葉が硬いアヌビアスナナを流木か何かに活着させて入れてあげるといいと思います。

かかりやすい病気は?

和金は他の金魚と比べると丈夫で病気にかかりにくい種類ですが、それでも適切でない飼育をしていると病気になることがあります。

特にかかりやすい病気としては、白点病や尾ぐされ病にかかりやすいです。琉金とは違い転覆病にはかかりにくいです。

白点病になった場合の対処法

まず、水槽の1/3~1/2の水換えを行い、白点虫を追い出します。

その後、ニューグリーンF、アグデン、グリーンFリキッド、グリーンFクリアーなどを投入して薬浴します。水草が入っていないのであればグリーンFリキッドもいいと思います。

上記に加えて0.5%程度の濃度での塩浴(食塩を水槽に入れること)も効果的です。

尾ぐされ病(カラムナリス症)になった場合の対処法

飼育水を1/2程度換え、グリーンFゴールドなどの尾ぐされ病治療用の薬を投薬します。

記に加えて0.5%程度の濃度での塩浴(食塩を水槽に入れること)も効果的です。

和金の飼育法まとめ

いかがだったでしょうか?金魚すくいやペットショップ、熱帯魚ショップでも簡単に入手できますし、飼育も容易なので、金魚だけでなく魚をそもそも初めて飼育するという方にもおすすめできる種類です。

また、金魚に必要な用品をより細かく知りたいという方はこちらの記事【【初心者向け記事】金魚の飼育法を簡単に解説します 】をご覧ください。