先日、【ミドリフグの飼育法(淡水で飼育可能?餌・大きさ・混泳など)】という記事を書きました。
読んでくれた方は分かってくれたかと思いますが、『ミドリフグを飼育するって結構大変』なんですね。
ただ、ミドリフグは無理でも似たようなフグも飼育してみたいという人はいるかと思うので、今回はミドリフグに似ていて、かつ飼育が簡単なフグをまとめてみました。
ミドリフグは飼ってみたいけどちょっと大変そう・・・という人はぜひご参考ください。
アベニーパファー
こちら、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
インドのパンバ川などに生息する世界最小の淡水フグです。
飼育が容易なのはもちろんですが、最大でも2~3cmにしかならないので、30㎝キューブ水槽でも問題なく終生飼育可能です。
また、気が荒いことで有名な淡水フグの中では珍しく、混泳可能な種類です(多少の齧りあいはあるかと思いますが・・・)。
ただ、逆に小さくない方がいい!という人もいると思うので、そんな人におすすめなのが今から紹介するフグです!
メコンフグ
メコン川、チャオプラヤ川流域に生息し、水槽内ではだいたい12~15㎝程度に成長する淡水フグです。また、その美しい色彩も特徴的な種類です。
そこそこ大きくなるので、ペット的な魅力があり、かつもちろん飼育も容易なのですが、ミドリフグと比べたときの難点が、『同種同士であっても混泳は不可』というところでしょうか。ここはアベニーパファーとも違いますね。
一般的な淡水フグと同じように、本種も気が荒いので、単独飼育が基本になるかと思います。
単独飼育でも問題ない!ということであれば、個人的にはかなりおすすめの淡水フグです。
ただ、どうしても単独飼育になってしまうので、『混泳させたい!かつある程度の大きさに育ってほしい』ということであれば以下の種類をおすすめします。
ブロンズパファー
ブロンズパファーは、混泳可能で、かつそこそこの大きさ(10~13㎝くらい)に成長するので、アベニーパファーとメコンフグのいいとこ取りみたいな感じがしますが、実は弱点がありまして、それは【あまりミドリフグに似ていないところです(笑)】これは別に本種自身の弱点ではないのですが、ミドリフグに似ていて飼育が簡単、というコンセプトとは若干ずれてしまうので、そこが少し惜しいところです。
ただ、他の淡水フグと比べると人工飼料に慣れやすいので、とりあえずフグで飼育しやすくて混泳できればいいや!という人にはおすすめです。
さて、実は次の種類が本命です。
南米淡水フグ
純淡水で飼育できる淡水フグの仲間です。淡水カレイと同じように、名前通りしっかり淡水で飼育できます(結構淡水〇〇でも汽水でないと飼育できないとか多いんですよね・・・)
淡水フグの中でも人工飼料に慣れやすく、大きくもならないので初心者にもおすすめできる種類です。
しかも同種同士であれば混泳可能な種類です。大きさもミドリフグよりも少し小さいくらいなので、ミドリフグの飼育はちょっとハードルが高い・・・という人には最適のフグではないでしょうか。
まとめ
ほんとにミドリフグに特性が似ているフグということであれば南米淡水フグがいいかと思いますが、個人的にはメコンフグが好きですね。
また、他の淡水フグについても知りたいという方はこちらの記事【初心者にもおすすめな淡水フグの種類と飼育法とまとめ 】をご覧ください
・記事終わり