ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

【初心者向け】熱帯魚飼育方法を簡単にまとめました

熱帯魚飼育を始めるにあたって、いろいろと知らないといけない知識は多いですし、日々の管理の方法も知っていなければなりません。ただ、逆にそこらへんを押さえておけば、熱帯魚飼育というのは初心者にとっても特別難しいことではありません。なので今回は、初心者の方でもこの記事を読んでいただければ熱帯魚飼育を始められるように書きましたので、ご参考いただければと思います。

熱帯魚水槽

 

  

 

熱帯魚水槽の立ち上げに必要な用品は?

熱帯魚水槽の立ち上げに必要な用品に関してはこちらの記事⇒【初心者向け】熱帯魚水槽の立ち上げに必要なものは?費用はどれくらい? で詳しく説明しています。また、費用に関しても【30㎝水槽】【45㎝水槽】【60㎝水槽】の3パターンに分けて細かく載せているので、よかったらご覧ください。

 

熱帯魚飼育の基本用語を押さえよう

熱帯魚の雑誌や、ブログなどで【バクテリア】とか【物理ろ過】とか「みんな知ってるよねー?」みたいな感じで当たり前のように専門用語が並んでたりしますよね。なのでそんな専門用語がいきなりでてきても大丈夫なように、熱帯魚飼育に必要な基本用語は押さえておきましょう。

 

パイロットフィッシュとは?

基本的に大型魚飼育に用いられます。メインの魚を導入する前に、水量に合わせて数匹から十数匹を水槽に入れておきます。2週間くらいするとバクテリアが繁殖してくるので、そのタイミングでメインの魚を導入します。大型魚を導入する場合は、その時パイロットフィッシュとして入れていた魚はそのまま餌となります。大型魚以外の魚を飼育する場合は、後述する適切な飼育数の1/3の数を目安に飼育したい魚を入れるといいでしょう。

 

ろ過バクテリアって何?

当然ですが、熱帯魚はフンもしますしおしっこもします。また、餌の残りなども発生するでしょう。そうするとどうなるかというと、そこから毒性が強いアンモニアが発生します。そのアンモニアを亜硝酸塩⇒硝酸塩と比較的毒性の弱い物質に分解してくれるのが、このろ過バクテリアという訳です。基本的に飼育していたら勝手に繁殖していきますが、立ち上げ当初はやはりバクテリアは少ないので、パイロットフィッシュをいれたり、バクテリア剤を入れたりして対応します。また、バクテリアの種類なのですが、以下の2種類です(熱帯魚飼育でバクテリアと言われたら一般的にはこの2種類のことを指します)。

 

ニトロソモナス属(アンモニア硝化菌)

毒性の強いアンモニアを分解して、アンモニアよりも毒性の弱い亜硝酸塩に分解するバクテリアです。 一般的なバクテリア剤にはだいたいこちらが入っています。

ニトロバクター属(亜硝酸硝化菌)

亜硝酸塩もまだまだ毒性が強いので、それを比較的無害な硝酸塩に分解してくれるバクテリアです。取り扱いが難しいため、一般的なバクテリア剤にはあまり見られない種類です。

 

おすすめのバクテリア剤は?

以上のことを考慮に入れると、おすすめのバクテリア剤はセラ バイオニトリベック です。 少し高価ですが、なんとアンモニア硝化菌、亜硝酸硝化菌の2種類が封入されているのです。そして、たった24時間で飼育可能な環境にしてくれる優れものです。

 

物理ろ過・生物ろ過・化学ろ過って何? 

熱帯魚飼育においてのろ過とは主に物理ろ過、生物ろ過、化学ろ過のことを指します。熱帯魚飼育において、これらはフィルター(ろ過器)を通して行われます。フィルターに関してはこちらの記事【水槽用フィルター(ろ過器)のろ過力比較と特徴・性能一覧 】で詳しく説明しています。

 

物理ろ過とは?

魚のフンや、食べ残しなどを物理的にこしとるものがこの物理ろ過です。上部フィルターに入れるマットを想像してもらえば分かりやすいと思います。

こんな感じのものです↓


これを入れることで、ろ過槽をそうじするときにはこのマットを洗うだけで目詰まりが解消するので、ろ過槽には必須のアイテムです。カットもできるので、好きな大きさに切ればどのフィルターにも使用できます。 ただ、底面フィルターとか外掛けフィルターには入れるところがないのでどうすればいいの?思われる方もいると思いますので説明します。 まず、底面フィルターに関しては、砂利とフィルターの間に上記のマットを入れるか、もしくはこまめにクリーナーを使って砂利の中を掃除することで対応できます。また、外掛けフィルターに関しては、水の吸い込み口に装着するスポンジが販売されているので、そちらを装着すればオッケーです↓

生物ろ過とは? 

バクテリアを繁殖させるようなろ過材を使ったろ過のことを指します。また、もともとバクテリアを封入してあるようなものも販売されています。 このろ材を使ってバクテリアを繁殖させるので、基本的に目詰まりを起こすほど汚れている場合以外はこのろ材は洗いません。洗う場合も必ず飼育水を使って洗うようにします。水道水で洗ってしまうと、せっかく繁殖したバクテリアが死んでしまうからです。フィルター別に専用のものが売られているので、自分が使っているフィルターに合わせて購入すればいいかと思います。 

 

化学ろ過(吸着ろ過)とは? 

活性炭や、ゼオライトなどを利用して、流木からでた黄ばみやを吸着したり、においを抑えたりと、通常の物理ろ過、生物ろ過ではろ過しきれない汚れを吸着してくれるろ過になります。アンモニア、亜硝酸などの物質も吸着してくれるので、水槽立ち上げ当初はかなり活躍してくれます。生物ろ過と同様に、フィルター別に専用のものが売られているので、自分が使っているフィルターに合わせて購入すればいいかと思います。

 

PHとは?

そのまま”ピーエイチ”か”ペーハー”と読みます。こちらを測定して、7が中性、それより値が低くなると酸性、高くなるとアルカリ性となります。基本的には6.5~7付近で、弱酸性~中性を好む魚が多いです。飼育していくと徐々に酸性に向かっていくので、それを防ぐためにの水替えが必要になります。また、アメリカンシクリッドなど、アルカリ性を好む種類は、底床にサンゴを使います。水質に敏感な魚を飼育するのでなければ、基本的に特に必要ないのですが、魚の状態がすぐれないという場合にはその原因を特定するためにテトラテスト ペーハートロピカル試薬などの測定キットを使用します。

  

いよいよ熱帯魚を水槽に入れてみよう

用品もそろえて、基礎的な知識を頭に入れたら、いよいよ熱帯魚の導入です・・・となった時に、どの水槽にどれくらいの数の熱帯魚を入れられるのかを考えないといけないので、まずそのお話をします。

水槽に入れられる魚の数は?

決まった数というのは特にはありませんが、基本的にはネオンテトラなどの小型魚で1Lに1匹という目安です。ただ初心者の方の場合はその数が少ない方が水質が安定するので、2Lに1匹の目安で始めた方がいいかなと思います。それを目安に導入する魚とその匹数を決めたら、ようやく熱帯魚の導入です。ただ、買ってきた熱帯魚をの袋をいきなりあけて、そのまま水槽に入れてしまうと、水質の急変からPHショックを起こしてしまったり、水温の変化で弱ってしまう可能性があります。そこで、【水合わせ】というものを行う必要があります。

水合わせとは?やりかたは?

水合わせとは、熱帯魚の水槽導入前に、袋の中と水槽内の水温・水質を合わせてあげる作業のことを言います。この作業をさぼってしまうと、デリケートな種類はそれだけで死んでしまうこともあります。やり方に関してはそこまで難しくありません。まずは袋をあけずに水槽にぷかぷかと浮かばせて20分くらいかけて水温を合わせます。その後、袋の水をバケツに入れて、そこに水槽の水を少しづつ入れていきます(エアポンプをつなぐチューブなどを使って少しずつ入れてあげるといいです)。この作業も20分くらいかけて行います。

これらの作業で水温、水質が合わせられると思うので、その後、網などを使って魚だけ(バケツの中の水は水槽内に入れない)水槽に入れます。この一連の流れを水合わせと言います。

 

餌やり量と頻度は?

種類にもよりますが、1日2回から3回、数分で食べきれる量を与えてください。ただ、水槽を立ち上げた当初は1日1回程度に抑えていただいた方が無難です(まだろ過バクテリアが繁殖していないので)。肉食魚、大型魚に関してはこの基準で与えてしまうとかなりの量になると思うので、飼育魚のお腹が少し膨れるくらい、というのを意識してください。また、特に導入当初は食べ残しがあった場合はしっかり取り除いてあげましょう。

 

水替えの適切な量・頻度は?

結論から言うと基本的には週1回、全体の水量の1/3程度を替えます。ただ、水槽の立ち上げと同時に魚を導入した場合は、バクテリアが満足に発生していないので、2週間くらいは2日に1回、1/4程度の水替えをお勧めします。また、せっかく繁殖したバクテリアがいなくなってしまいますし、水質が大幅に変わってしまうので、よほど水質が悪化したり、コケが大量発生しない限りは全水替えはしないほうがいいです。

ちなみに、「水がきれいだったら、水替えとかしなくてもいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。でも見た目がきれいだからと言ってそれが魚に取って住みやすい環境かというと、また別だったりします。なのでなんで水替えが必要なのかを説明します。

 

水替えをする意味ってあるの?

あります。上記で説明しましたが、水槽内で発生したアンモニアは、亜硝酸塩⇒硝酸塩と比較的毒性の弱い物質に分解されていきます。ただ、硝酸塩は水槽内にどんどん蓄積していきます。この硝酸塩は、特別な装置を使わないかぎり分解することは不可能です。なので、この溜まった硝酸塩を水槽外に出すために水替えが必要、という訳です。また、魚の数が多かったり、水槽の立ち上げの当初で、ろ過バクテリアがまだ繁殖していない状態だと、アンモニアや亜硝酸といった毒性の強い物質が水槽内に蓄積されている可能性があるので、それらを直接水槽外に排出できるというメリットもあります。なので熱帯魚飼育において水替えは必須というわけです。

 

水替えのやり方は?

基本的に水作 プロホースエクストラなどの熱帯魚用の排出ホースを用いて水替えを行います。やり方に関しては以下の動画をご参照ください。

www.youtube.com

 

日々の観察で熱帯魚の病気を予防しよう

観察する点としては

①粘膜が増加して体が白濁していないか
➁体色が暗くなってないか
➂底の方でじっとしていないか
④身体を岩などにこすりつけていないか
➄鰓のふちやヒレの先端が白くなっていないか
⑥口を水面でパクパクさせていないか                      ➆餌をしっかり食べているか

この7点を観察してもらって、特に問題なければ飼育は上手くいっていると考えて大丈夫かと思います。ただ、一つでも当てはまっている点があれば、すぐに改善する必要があります。これらの正しい対処法を【魚の病気の予防法を学ぶ】という記事で詳しく説明しているので、参考にしていただければと思います。

 

もし熱帯魚が病気にかかってしまったら?

生き物相手なので、どんなに日々の観察に力を入れていても病気にかかることはあります。ただ、その場合でも早期に対処することで重症化は防げるので、日々の観察が重要なことに変わりはありません。日々の観察を通して「あれ、これ病気かな?」と思ったら熱帯魚がかかりやすい病気まとめ~症状・原因・治療法まで~で載せている症状と自分が飼育している熱帯魚の症状を見比べて確認してみましょう。一致している場合は上記の記事を参考に早期に対応しましょう。 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?一応この記事を読めば熱帯魚の飼育法が一通り分かるように作成しました。ただ、飼育しないと実際に分からないことも多いと思うので、ある程度基礎的な知識を頭に入れたらとりあえず飼育を始めてみることをおすすめします。この記事を参考にして飼育を始めれればそこまで間違った方向には進まないはずです。では皆さん、熱帯魚飼育を楽しんでくださいね♬

 

 

関連記事

記事中にリンクも載せていましたが、これらの記事も併せて読むとより熱帯魚飼育で失敗しづらくなりますのでよかったらご覧ください。

【初心者向け】熱帯魚水槽の立ち上げに必要なものは?費用はどれくらい? 

水槽用フィルター(ろ過器)のろ過力比較と特徴・性能一覧 

熱帯魚がかかりやすい病気まとめ~症状・原因・治療法まで~ 

魚の病気の予防法を学ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

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