◆小さい水槽でも飼いきれる
◆丈夫でそんなに癖も強くない
◆淡水ふぐの魅力を存分に味わえる
そんなメコンフグに関して説明します。
メコンフグってどんな種類?
メコン川、チャオプラヤ川流域に生息し、自然界では全長20㎝程度に成長する中型(小型?)のフグです。
黄褐色に暗緑色の斑柄が特徴で美しさと可愛さを兼ね備えているフグです。
また、比較的人工餌にも慣れやすいので、飼いやすい淡水フグだと言えます。
全長と必要な水槽の大きさは?
全長は、自然界では20㎝程度に成長しますが、水槽内では12~13cm程度で成長が止まることが多いです。
なので、水槽の大きさでいうと40㎝水槽がいいと思います。45㎝水槽だとオープンスペースが多く少し寂しく感じるかもしれません。
最適は水温とPH(水質)は?
最適な水温は23度~28度くらいです。ただ、白点病防止のためにも26度を下回らないようにした方がいいです。
水質(PH)に関しては中性(PH7)前後を好むのですが、そこまでうるさく無いです。毎日PHを計らないといけない・・・ということは無いのですが、下がりすぎないように週1回、1/3の水替えは怠らないようにしましょう。
寿命は?
約5年です。
餌は?人工餌には慣れるの?
生餌の場合は、小赤だったり、メダカがメインになると思いますが、栄養のバランスを考えて、必ず生餌には餌をしっかりあげたうえで与えましょう。また、同じ理由で時々エビなどを与える方がいいです。
ただ栄養バランスだったり、管理のしやすさを考えると人工餌に慣れさせた方がいいでしょう。
ショップで生餌だけ与えている場合はいきなり人工餌を食べるようになることは無いです。特に淡水フグは、他の肉食魚と比べ人工餌に慣れにくい印象があります(あくまで主観ですが・・・)。
なので、まずは嗜好性の高いクリルに慣らせましょう。
なかなか普通の食べてくれない場合は、【JUNパファクリル】という淡水フグ専用のクリルがおすすめです。これはかなりおすすめ(2回目笑)です。食いが全く違うのでびっくりしました。
普通のクリルはなかなか食べてくれない・・・という方、ぜひためしてみるといいと思います。水を含ませたときのエビ感?というか生々しさが全然ほかのクリルとは違います。
まずはクリルに慣らせることで、”この人は餌をくれるひとなんだ”と覚えさせることができます。それからクリルに混ぜてキャットなどを与えるといいです。
クリルには慣れたけどカーニバル(キャット)は食べない場合は?
それでもなかなか食べてくれない場合は、クリルを濡らして、そのエキスをキャットにかけてからあげると結構食べてくれます。
食べてくれないからと言って、クリル単食にするのは絶対にやめましょう。栄養が偏ってしまい、背中が曲がったり、寿命が短くなる可能性があります。
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クリルには慣れたけどカーニバル(キャット)は食べない場合は?
それでもなかなか食べてくれない場合は、クリルを濡らして、そのエキスをカーニバル(キャット)にかけてからあげると結構食べてくれます。
また、メコンフグは個体によって底にじっとしていたり、活発に泳いだりしているので、その個体によってキャットなのかカーニバルなのかを選択したほうがいいです。
食べてくれないからと言って、クリル単食にするのは絶対にやめましょう。栄養が偏ってしまい、背中が曲がったり、寿命が短くなる可能性があります。
混泳はできるの?
気が荒いので難しいです。
メコンフグって丈夫??
意外と丈夫ではないフグの中でも比較的丈夫な種類です。正直あまり目立たない本種ですが、飼いやすいフグなので、淡水フグ初心者にはおすすめです。
メコンフグまとめ
あまり注目されることは多くない種類ですが、人に馴れやすく、安価で購入でき、比較的丈夫で人工餌にも慣れやすい魅力的な種類です。
少しとっつきにくい淡水フグですが、飼育を始めたいのであればメコンフグから始めるのがおすすめです。