ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

熱帯魚がかかりやすい病気まとめ~症状・原因・治療法まで~

表題の通り、魚の病気についての説明をしたいと思うのですが、例えばその病気に関しての原因虫についての詳しい説明省きます。

理由としては、無駄に記事が長くなるし、そこよりもどうやったら治るのか?どうしたら再発を防げるのか?に興味があって見てくれていると思うので、そこをメインにお話したいと思います(白点虫の大きさとか、形状とかそんなに興味ないですよね?笑)。

 

 

魚病薬を使用する前に確認しておいてほしいこと

1活性炭などの吸着系のろ材は使用しない

⇒薬の有効成分も吸着してしまいます。

 

2エビなどの甲殻類がいる水槽には使用しない

⇒薬に非常に弱いので、死んでしまいます。

 

3水草がある水槽には使用しない

⇒グリーンFクリアー、アグデン以外の魚病薬では、水草を枯らせてしまいます。

 

4古代魚、ナマズには使用しない

⇒いつもより多めに餌を与える、水替えの頻度を多くするなどして自然治癒を狙いましょう。また、寄生虫に関してはピンセット等で取り除きます。

 

以上4点を確認したうえで魚病薬を使用しましょう。

 

白点病

◆症状

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出展:https://kingyobu.files.wordpress.com/2013/01/ora4_day10_outbreak.jpg?w=474

画像のように、魚の体に白い点がぽつぽつと現れる病気です。初期段階では白点が点在する程度ですが、重症になると体一面白点虫で覆われます。

 

◆原因

白点虫の寄生によって起こります。

水温の急激な変化(特に25℃以下になると発病しやすいです)で発症したり、外部から新たな魚を導入した時に、白点虫も一緒に水槽内に持ち込まれることによって発症することが多いです。

 

◆治療方法

 まず、水槽の1/3~1/2の水替えを行い、白点虫を追い出します。その後、ニューグリーンF、アグデン、グリーンFリキッド、グリーンFクリアーなどを投入して薬浴します。水草が入っていないのであればグリーンFリキッドがいいと思います。

白点病の場合、どの魚病薬を使えばいいのか迷ってしまう場合があると思うので、下に違いを簡単にまとめました。

また、その上でなぜグリーンFリキッドを勧めるかをお伝えします。

 

・ニューグリーンF

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顆粒タイプ。5gを水量30~40Lに溶かし、薬浴する。薬効は5~7日間。

 

・アグデン

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リキッドタイプ。10mlを水量約100Lの割合で薬浴する。薬効は2~3日間。水草オッケー。

 

・グリーンFリキッド

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リキッドタイプ。50mlを水量約60Lの割合で薬浴する。薬効は5~7日間。

 

・グリーンFクリアー

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リキッドタイプ。10mlを水量約20Lに溶かし、薬浴する。薬効は10~14日間。水草オッケー。また、水を着色しません。

 

・・・まあこんな感じでしょうか?

では、なぜグリーンFリキッドを勧めるかをご説明します。

まず、顆粒タイプはコスパはいいのですが圧倒的に使いづらいです。いちいち計らないといけないのでかなり面倒くさいです。

また、グリーンFクリアー、アグデンは単純にコスパが悪く、加えてグリーンFクリアの水を着色しない点に関しては一見メリットのように見えますが、基本的に魚病薬は色が無くなったら薬効も無くなったと判断するので、それが可視化されないと追加投入するタイミングを逃してしまう可能性があります。

「そんなのちゃんと投入日をどっかにメモしておけば解決するじゃん」と思う方もいると思いますが、僕も含めて、人間そんなにマメな人ばかりじゃないんですよね(笑)。なので再投入のタイミングが可視化されていたほうがいいわけです。

 

水カビ病

◆症状

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出展:http://kir020872.kir.jp/mizukabi.html

画像のように体表にカビのようなものが付着します。重症化するとカビの部分が拡大していき、周辺部分がが赤く充血することもあります。

 

◆原因

ミズカビ科に属するいろんな糸状菌(サプロレグニア)が寄生することによって発症します。実はこのような病原菌は水中に必ずいるのですが、健康な魚には感染しません。

長期の輸送や、網によりすれ傷に付着して発症したり、水温の低下により発症することが多いです。また、食べ残しの餌からカビが発生すると、これも水かび病の原因になります。

重症化すると治癒が困難になる場合が多いので、早期発見、早期治療が大切です。

 

 ◆治療方法

飼育水を1/2程度替え、グリーンFリキッドを投入します。(アグデン、ニューグリーンFでも対応できます。グリーンFリキッドを勧める理由は白点病の項目に書いてあります。)また、塩分濃度が0.5%程度になるように食塩を入れてあげると回復が早くなります。ただ、塩分に弱い魚には様子を見つつ、少しずつ濃度を上げましょう。また、水草水槽では食塩はNGです。

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また、水かび病は、尾ぐされ病や穴あき病の患部から発生する場合もあります。そういった場合は手遅れであることが多いので、早期発見、早期治療が大切です。ただ、もしそうなってしまった場合は、まずグリーンFゴールドを投薬し、尾ぐされ病の対応処置を施してから、数時間後にニューグリーンFまたはグリーンFリキッドを投薬し、本病の処置を施します。

 

 

 

尾ぐされ病・口ぐされ病

◆症状

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出展:https://kingyo-1.blog.so-net.ne.jp/

フラボバクテリウム カラムナーレ(カラムナリス菌)とよばれる病原細菌の感染によって尾ぐされ病は起こります。また、それが口に感染した場合は口くされ病となります。

初期段階では、尾びれの先端が白く濁り、そこが赤く充血します。また、症状が進行するとヒレがとけ始め、重症化すると鰭条部分だけになってしまいます。

 

◆原因

カラムナリス菌は水槽内にいつもいる常在菌であり、すべて駆除することは不可能です。感染する原因としては、水質の悪化、輸送や網によるスレ傷により粘膜液の分泌が低下し、感染することが挙げられます。また、すでにカラムナリス菌に感染されている魚が外部から持ち込まれたときにも感染しやすいです。

重症化すると治癒が困難になる場合が多いので、早期発見、早期治療が大切です。

 

◆治療方法

飼育水を1/2程度取替え、観パラDorグリーンFゴールドorエルバージュエースを投薬します。

薬の強さとしては、こんな感じ↓

グリーンFゴールド < 観パラ  <エルバージュエース

でしょうか。病気の進行度に合わせて使ってください。ただしエルバージュエースは本当に強いので、投薬量を間違えるとそれが原因で死亡することがありますので注意が必要です。加えて、飼育水10リットル当たりに0.1gときわめて少量ですので、60㎝以下の水槽では非常に使いづらいと思われます。

また、塩分濃度が0.5%程度になるように塩浴させるのも効果的です。

水かび病を併発してしまった場合、まずグリーンFゴールドを投薬し、尾ぐされ病の対応処置を施してから、数時間後にニューグリーンFまたはグリーンFリキッドを投薬し、水かび病の処置を施します。

 

エロモナス症(穴あき病、松かさ病)

◆症状

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出展:http://jnpa.info/b1/b4-1.jpg

初期段階では、体表、鰭などが粘液の分泌によって白くなり、その後血がにじんだようになります。重症化すると 腹部の皮膚が赤く変色し膨れたり、肛門も充血し赤く見える場合もあります。

 

◆原因

エロモナス ハイドロフィラとよばれる病原細菌の感染によって引き起こされる病気です。カラムナリス菌と同様に、水槽内にいつもいる常在菌であり、すべて駆除することは不可能です。感染する原因としては、水質の悪化、輸送や網によるスレ傷により粘膜液の分泌が低下し、感染することが挙げられます。

重症化すると治癒が困難になる場合が多いので、早期発見、早期治療が大切です。

 

◆治療方法

まず、塩分濃度が0.5%程度になるように食塩を加えます。その後、観パラD、グリーンFゴールド、エルバージュエースで薬浴します。

重症化すると完治が難しい病気なので、早期発見、早期治療が重要です。

また、薬の強さに関してだったり、水かび病を併発してる場合に関しては、尾ぐされ病の項目を参照してください。

 

イカリムシ・ウオジラミ(チョウ)

◆症状

・イカリムシ

イカリムシが魚の体表に突き刺さって寄生する病気です。画像を見ると、魚の体表にイカリのようなひも状のものが付着していのが分かります。

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出展:イカリムシとは - コトバンク

 

・ウオジラミ(チョウ)

ウオジラミが体表に寄生して起こる病気です。

 

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出展:http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/kankyo/gijutsu/seika/yamai/uoji.html

◆原因

新しく魚を導入した時に一緒に連れてきてしまう場合が多いです。なので、ショップで購入する際にはよく確認してから購入しましょう。

また、大型魚・古代魚に関しては餌金から感染するパターンが多いので、トリートメントをしっかり行ったうえで与えるようにしましょう。

 

◆治療方法

基本的にはピンセットで取り除くしかないです。リフィッシュという薬もありますが、熱帯魚には使用できないので注意しましょう。

取り除くときは素手などでは触らず、濡れタオルで体を抑えたうえで取り除きましょう。

 

まとめ(予防が一番!)

いろいろお話してきましたが、結局は病気にならないのが一番です。

その予防方法に関してまとめます

・常に観察

⇒少しでも異常があったらまずはその病状を正確に把握し、治療しましょう

 

・定期的な水替えを行いましょう

⇒1週間に1回1/3は替えましょう。

 

・餌の食べ残しはすぐに取り除く

⇒水質の悪化を防ぐのはもちろんですが、水かび病の発症を防ぐためです。

 

・新しく魚を導入する場合はトリートメントを行ってから

外部から病気を持ち込む可能性も高いので、トリートメントは必須です。

 

以上4点に関しては 必ず意識しつつ飼育していましょう。

 

 

 

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