オレンジキャットの飼い方～餌・最大サイズ・混泳など～

◆普段はあまり動かない

◆たまになぜか頭を下にしてじっとしている

◆正面を向くと笑っているように見えてとても可愛いです

・・・そんなオレンジキャット関して説明します。

コロンビア、ベネズエラに分布する中型のナマズです。黒とオレンジのまだら模様が美しくしかも温和なので、大型魚のタンクメイトとして人気の種類です。基本的にナマズは夜行性なので日中はじっとしていることが多いですが、上手いこと人工餌に慣れさせると寄ってきてくれるようになります。

ちなみに僕も2021年3月から飼育をしています。人工餌にはすぐに慣れましたが、なかなか寄ってきてはくれません・・・(笑)。

◆オレンジキャットの飼育日記はこちら↓

いろいろ調べましたが、はっきりとした方法は出てきませんでした。ナマズは基本長寿という点と、最大サイズなどを考慮すると短く見積もって１０～１５年程度は生きると考えられます。

水質はそこまで気にしなくてもよいです。弱酸性～弱アルカリ性（PH6.5～7.5くらい）をキープすれば問題なく飼育できます

水温に関しては23～28℃程度を好みますが、白点病になるのを防ぐために25℃以上をキープするといいです。

自然界では70cm程度に成長しますが、水槽内では40～50㎝程度で止まることが多いです。また、あまり泳ぐ種類ではないので単独飼育であれば90㎝規格水槽で終生飼育できます。

混泳する場合は90㎝だと狭いので、120㎝以上の水槽が必要になります。

生餌の場合は小赤だったり、メダカがメインになると思いますが、栄養のバランスを考えて、必ず生餌には餌をしっかりあげたうえで与えましょう。また、同じ理由で時々エビなどを与える方がいいです。

ただ、栄養バランスだったり、管理のしやすさを考えると人工餌に慣れさせた方がいいでしょう。比較的人工餌には慣れやすい種類なので、そこまで苦労することは無いと思います。

与える人工餌に関してですが、キャットをメインで与えるといいと思います。カーニバルと栄養素はほとんど変わらないですが、沈むのでキャットの方がオレンジキャットには合ってるかと思います。

ちなみに、僕の飼育している個体は1週間くらいでキャットを食べるようになりました。でもなぜか沈ませてもクリルは食べてくれません。

温和な種類なので、オレンジキャットに食べられない大きさの種類で、かつ温和な種類であれば上手くいく可能性が高いです。

大型のスネークヘッド、エンドリケリー、ダトニオ、アロワナなどと混泳させている方が多いです。

基本的には本種よりも大きい個体でないと食べられる可能性があるので大きさには気を付けましょう。

いかがだったでしょうか？

単独であれば90㎝水槽で終生飼育できますし、混泳も比較的うまくいきやすいオレンジキャット。しかもきれいで可愛げもある種類なので、興味を持った方はぜひ飼育してみてくださいね。

ＡＢＹの熱帯魚図鑑