ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

オヤニラミの飼育法(餌・混泳・水温・最大サイズなど)

オヤニラミと言えば、日本の京都府の桂川・由良川以西の本州、四国、九州に生息している、スズキ科の純淡水魚です。ただ、最近では本来の生息地ではない東海地方や関東地方などへの人為的な放流が行われて、そこで定着している例も見られます。

また、体側に数本のバンドが入ったり、えら蓋に美しいブルーの斑状模様を持つことから観賞魚としても人気が高いです。

 今回はそんなオヤニラミの飼育法に関してご説明します。

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出展:https://www.youtube.com/watch?v=mHmXHx1rH5Y

 

 

販売・値段

ある程度の規模の熱帯魚ショップであれば取り扱いがあると思います。また、もし近くにショップが無い場合でもcharm等のネット通販で容易に購入することが可能です。 

値段に関しては、大きさにもよりますが、大体2000円前後で購入できます(昔はもっと安かった気がするのですが・・・・)。

 

寿命は?

約10年です。これくらいの大きさの魚の中では比較的長生きしてくれる種類です。

 

餌は?カーニバル・キャット等の人工飼料には餌付くの?

生餌の場合は、メダカ、小赤などがメインになると思いますが、栄養バランスや、病気の持ち込みなどを考えると人工餌に慣らせた方がいいです。  

人工飼料に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫やクリルに慣らせる⇒そのにおいを付けたカーニバルを与える⇒この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。 

低層でじっとしている種類ではないので、カーニバルの方が餌付けはしやすいと思います。キャットでもカーニバルでも栄養素は特に変わらないので、栄養素的にはどちらでも問題ありません。

 

混泳は?熱帯魚との混泳は可能?

混泳は基本的に難しいと思います。

かなり気が荒い種類で、成長とともにテリトリー意識も高くなってしまうので、他魚を攻撃しやすくなってしまいます。

また、同種同士でも争います。

もし混泳させるのであれば、生活のテリトリーが被らないどじょうだったり、大きめのフナ、カマツカなどであれば上手くいく可能性があります。

熱帯魚との混泳であれば、セネガルスなどの小型のポリプテルスだったり、レインボースネークヘッドと上手く飼育している人もいます。

もちろん、混泳する場合は熱帯魚の方の水温に合わせてくださいね。

ただ、基本的には【混泳は難しい種類】として日々の観察に力を入れたほうがいいですね。

 

オヤニラミに適した水温・水質は?

適正水温は15~26℃程度です。飼育可能水温でいうと0~30℃です。ただ、高水温だと状態を崩しやすいですし、水温が下がりすぎると水かび病などの病気にかかりやすくなってしまいます。

なので、冬場は熱帯魚用のヒーターを使い、夏場に関しては水槽用のファンなども売っているので、上手く利用するといいですね。

クーラーも売ってますが、とても高価ですし、そこまでしないといけないほどデリケートではないので、ファンで十分かと思います。 

水質はだいたい中性から弱アルカリ性を好みます。そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、比較的新しめの水を好むので、週1回、1/3の水替えは怠らないようにしましょう。

 

最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズは:12~15㎝くらいです。単独飼育であれば45㎝水槽でも十分飼育可能です。ただ、複数飼育する場合は60㎝以上の水槽を用意しましょう。

 

オヤニラミに適したレイアウト

オヤニラミは、自然界では水草が繁茂したような所に生息しているので、それに合わせたレイアウトをしてあげるといいです。 

また、本格的に水草水槽を作成するわけでもないと思うので、CO2の添加なしで、かつ低光量でも育つ水草をあげると・・・

 

・ミクロソリウム

・アヌビアスナナ

・バリスネリア

・スクリューバリスネリア

・マツモ

・アナカリス

 

というところでしょうか。日本らしさを出すのであれば、バリスネリア、スクリューバリスネリア、マツモ、アナカリスなどを入れるといいと思います。

 

 

オヤニラミに適したフィルター

肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。

 

また、比較的流れが緩やかな河川に住んでいるので強い水流を好みません。水質は特に問題ないに少し元気がない・・・という場合は吐出口を水槽の壁面に向けるなどして水流を弱くしてもいいかもしれません。

 

野外飼育は可能?

一応、飼育可能水温が0~30℃なので可能ではありますが、水温が低すぎるとやはり水かび病などの病気になりやすくなるので、できれば室内で、ヒーターを使用して飼育した方がいいです。

 

オヤニラミのかかりやすい病気は?

水かび病やカラムナリス病(尾腐れ病・口腐れ病)などにかかりやすいです。

水かび病に関しては水温の低下が引き金になることが多いので、ヒーターを使用することで予防につながります。

カラムナリス病に関しては、水質の悪化、輸送や網によるスレ傷などが引き金になります、なので定期的に水替えを行い、移動時の扱いに気を付けることが大切です。移動時は、アクアセイフなどの粘膜保護剤が入っているコンディショナーを使って、粘膜保護をしてあげるといいです。

またやっかいなのが、これら2つの病気を併発することがあるということです。そうなってしまうと治療が困難なので、そうなる前にこちらの【魚の病気の予防法を学ぶ 】で、予防法について学んでもらい、もし発病した場合はこちら【熱帯魚がかかりやすい病気まとめ~症状・原因・治療法まで~】を参考にして早めに治療しましょう。

 

繁殖は?オヤニラミのオスメスの判別方法は?

オヤニラミの場合、メダカのように「これ!」といったオスメスの判別方法はないので、60㎝程度の水槽で数匹で飼育し、その中でペアができるのを狙う、という感じになると思います。 

いい感じでペアができれば、春から夏にかけて産卵します。また、オスは繁殖期になるとよりテリトリー意識が強くなるので、他魚に対してより攻撃的になります。なので逃げられるように土管や流木などで隠れ家を用意すると良いでしょう。 

産卵はパイプや水草の茎、流木などで行われることが多いです。

孵化するまでは雄親が面倒を見ますが、場合によっては卵を食べてしまうことがあります。そういう場合は卵を別の水槽に隔離して孵化を待ちます。 

孵化後、しばらくは雄親が稚魚の集団の世話をします。

その後、数日ほどで稚魚のヨーサック(卵黄)が無くなると同時に、エサを求めて水槽内に分散していきます。 

その時点で他のオヤニラミに食べられてしまう危険性があるので、稚魚を別水槽に移してあげましょう。 

稚魚の餌は、成長に合わせてブラインシュリンプらイトミミズ・冷凍アカムシ⇒テトラプランクトンフードなどに移行させていきましょう。

 

 

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