いろんな本屋さんを周ってようやく月刊アクアライフ 2019年 12 月号を購入しました。アマゾンで購入すれば早いのですが、こういう好きな雑誌は直接本屋さんでゲットしたいという気持ち、分かりますかね?(笑)
今回から、極力毎月アクアライフのレビューをしていきたいと思うのでよろしくお願いします。
今月の特集は?
今月の特集は、僕が大好きなお宅訪問企画です。この企画がきっかけで新しい魚に興味を持ったことがある、という人も多いのではないでしょうか。そんなお宅訪問企画で、今回は15人のアクアリストのご自宅に訪問していました。
その中には、あのイモリウムで有名な【するめ☆イモリ生活☆】さんもいました。イモリウムと言えば、【トモ@イモリウム】さんが有名ですが(少なくても僕の中では笑)、するめさんのイモリウムも素晴らしかったです。ただ、トモ@イモリウムさんと同じくかなり凝ったレイアウトをしているので、すべてコピーするのは難しいと感じました。まあ盗めるところだけ盗んで自分のレイアウトに応用していけばいいかと思います。
あとは爬虫類系ユーチューバーとして有名は鰐さんもでていました。実際に鰐を飼っているということもあって、爬虫類のイメージが強いかも知れませんが、実は熱帯魚も数多く飼育しています。
その中でもやはり目を引くのがアミアカルバ(アミアカルヴァ)ではないでしょうか。1目1属1種の孤高の古代魚で、飼育は結構難しいのですが、稚魚から育ててなんと現在50㎝に成長しているとのこと。数多くの生き物を飼育しつつも飼育難易度の高いこの個体をここまで大きく育てているというのは素晴らしいですね。10㎝くらいまでが一番デリケートで飼育が難しいのでその期間をどう乗り越えるかが大事らしいです。
小特集は?
今月の小特集は、①世界水草レイアウトコンテスト➁テトラオドンテデニィの繁殖レポート➂カンボジア南部にベタを求めて、の3つです。ざっくり紹介していきます。
世界水草レイアウトコンテスト2019
2017年までは洞窟とかジャングルをいかにリアルに再現するかみたいなのにみんな力を入れていて、どっちかというとジオラマ的な作品がグランプリを取っている印象があったので個人的にはあまり好きではなかったです。
でも去年グランプリの半田浩規さん、今年のグランプリのJosh Simさんの作品を見ると正当なネイチャーアクアリウムが評価される傾向にあるようなので、これまた個人的にですが、うれしい限りです。
テトラオドンテデニィの繁殖レポート
以前僕のブログでも紹介したテトラオドン ショウテデニーの繁殖レポートです。
繁殖難易度が高く、成功例も少ないのですが、このレポートでは雌雄判別から稚魚の育て方まで詳しく載っているので気になった方は実際読んでみるといいと思います。
カンボジア南部にベタを求めて
カンボジアで、未記載種のベタの調査についてのレポートです。調査の結果がどうなったかは実際に読んでからのお楽しみということで・・・。
個人的に好きな連載
【1種類徹底飼育講座】も好きな連載の一つです。今回は鳴く魚として有名なグローキンググーラミィを紹介しています。
飼い込むことで美しい色彩を見せてくれ、繁殖も狙える種類です。レイアウト例も載っているので、飼育する際の参考にしてみるといいかなと思います。
その他気になった内容は?
今月から、【ネイチャーアクアリウムクリエイターズ】と言ってADAの社員が水草水槽を作成するという企画が始まったのだが、しばらく読まないうちに生前の天野さんが作成した水草水槽を紹介するコーナーは終わったのかな??個人的には悲しいです。
うーん、読者も過去のものでも構わないから天野さんが作成したレイアウトを見たいんじゃないかなー。
アクアライフ12月号は買った方がいい?
面白い特集が多かったので、個人的には買って損はないかなと思います。特にテトラオドンテデニィの繁殖レポートに関してはネットだと情報が少ないので、ここで詳しい情報を知れるのはかなりおいしいと感じます。
この記事を読んでほしいなと思った方はぜひ近くの書店、もしくはアマゾンから購入してみてくださいね。
☆購入はこちら↓