◆合法的に新たに飼育できるガー
◆そこまで大きくならなりません
◆しかも安価で購入できます
そんな、ブラントノーズガーに関して説明します。
- ブラントノーズガーってどんな種類?
- 寿命は?
- 最適な水質(PH)と水温は?
- 全長と必要な水槽の大きさは?
- 餌は?人工餌には慣れるの?
- 混泳はできるの?
- 今後ブラントノーズガーに規制がかかる可能性は?
- ブラントノーズガーの飼育に必要な用品は?
ブラントノーズガーってどんな種類?
コロンビアや、ベネズエラなどに分布している、カラシンの仲間です。ガーのような形質的特徴を持っているので(世界最大の卵胎生メダカ、ベロネソックスにも似ていますね)、ガーをいつかは飼育してみたいと思っていたがもうできなくなってしまって悲しんでいる・・・という方(僕もその一人です)にはおすすめです。
寿命は?
約5年です。ガーと名前は付いていますが、あくまでカラシンの仲間なので寿命はそこまで長くないです。
最適な水質(PH)と水温は?
水質は弱酸性~中性(PH6.5~7くらい)を好みます。
基本的にあまりに酸性に傾かなければ大丈夫です。普通に飼育していれば(サンゴなどを使わなければ)アルカリに傾くことは無いはずなので、酸性に傾きすぎないように注意しましょう。
水温に関しては20~28℃程度です。
全長と必要な水槽の大きさは?
全長は30cm程度にまで成長します。
なので、単独飼育であれば60cm規格水槽で十分でしょう。
混泳をさせる場合は90㎝水槽か、60×45×45㎝の水槽が必要になります。
餌は?人工餌には慣れるの?
生餌の場合は、購入した時にサイズに合わせて小さめの赤ヒレかグッピーの稚魚⇒めだか⇒小赤などに切り替えています。
いちいちショップから全て購入するのは結構大変だと思うので、餌用のグッピー繁殖水槽などがあると多少は楽になります。
また、栄養のバランスを考えて、必ず生餌には餌をしっかりあげたうえで与えましょう。また、同じ理由で時々エビなどを与える方がいいです。
・・・などなど、生餌だといろいろと手間がかかるので、人工餌に慣らせるのもいいのかなと思います。少し大変ですが根気よく与えていればカーニバルに慣らせることができます。
小さめの個体に関してはまずは冷凍赤虫に慣らせてからそこに砕いた カーニバルを混ぜます。最初は口にしても吐き出すかもしれませんが、徐々に普通に食べてくれます。
大きめの個体に関しては冷凍赤虫の代わりにクリルを与えましょう(クリルが大きすぎたら少しちぎりましょう)。あとは上記と同様です
混泳はできるの?
肉食性なので、口に入る大きさの魚は不可です。同種同士や、口に入らないサイズの温和な種類とであれば可能です。
ポリプテルスデルヘッジやポリプテルスセネガルスであれば、大きさを合わせればうまくいくことが多いでしょう。
プレコやクラウンローチなども生活スペースが被らないのでいいかもしれません。
※混泳に絶対はありませんのでご注意を。
今後ブラントノーズガーに規制がかかる可能性は?
そもそも、今回の規制では【ガーパイク科に属する種類】に限られているので本種はガーという名前が付いているにもかかわらず規制を免れたわけです。
今後規制がかからないという保証はありませんが、この最大30cmで温和な種類が規制されるのであれば他のほとんどの肉食魚を規制しなくてはいけなくなるので、規制がかかる可能性は比較的低いかなと個人的には思います。
ブラントノーズガーの飼育に必要な用品は?
ガーパイクにに似た風貌をしているにもかかわらず最大30㎝程度にしかならず、規制にも引っかかっていないので、ガーを飼ってみたかったのに・・・という方にはおすすめできます。また、温和で意外と人懐っこい種類でもあるので、手軽にガーっぽい肉食魚を飼ってみたいという方にとってはかなり魅力的な種類かと思います。
でも、ブラントノーズガーを飼育するのに何が必要で、いくらかかるのかが分からないという方もいるかと思います。そういった方はぜひこちらの【60cm水槽で古代魚・肉食魚・中型魚を飼育するのに必要な値段はいくら? 】をご参考いただければと思います。