- アーモンドスネークヘッドってどんな種類?
- 購入は?
- 全長と必要な水槽の大きさは?
- 最適な水質(PH)と水温は?
- 餌は?人工餌には慣れるの?
- 混泳はできるの?
- やはり飛び出し
- アーモンドスネークヘッドまとめ
アーモンドスネークヘッドってどんな種類?
タイ、マレーシアに分布している中型スネークヘッドです。色合いは日本に生息している雷魚に似ていますが、体形はオセレイトスネークヘッドっぽいです。稚魚の頃は本当に雷魚みたいな模様をしていますが、成長するにつれて体色が変化し、黒色が占める面積が大きくなります。
購入は?
一般的なショップでも比較的見かけることが多い種類です。また、ネット通販でも容易に購入できます。価格も小さい個体であれば1000円未満で購入可能です。
全長と必要な水槽の大きさは?
全長は約40㎝です。
水槽の大きさに関しては、60㎝水槽でいいのか、90㎝水槽は必要なのかで意見は分かれます。しかもだいたいそれぞれ半々くらいなんですよね(笑)。
大きさとしてはチャンナプルクラ以上でオセレイトスネークヘッド未満と考えていただければいいのではないでしょうか。
ちなみに僕は35㎝くらいのアーモンドスネークヘッドを見たことがあるのですが、結構体高もあり、個人的には60㎝水槽で飼育できたとしてもかなり窮屈な感じになるんじゃないかなー、と思います。
なのでやはり90㎝水槽を用意して、30㎝前後になった段階で移動してあげましょう。
最適な水質(PH)と水温は?
水質は弱酸性~中性(PHでいうと6.5~7.0くらい)を好みます。基本的にあまりに酸性に傾かなければ大丈夫です。普通に飼育していれば(サンゴなどを使わなければ)アルカリに傾くことは無いはずなので、酸性に傾きすぎないように注意しましょう。
水温は 23~27℃程度を好みます。
餌は?人工餌には慣れるの?
生餌の場合は、メダカ、小赤などがメインになると思いますが、栄養バランスや、病気の持ち込みなどを考えると人工餌に慣らせた方がいいです。
人工餌に餌付かせたい場合は、まず冷凍赤虫やクリルに慣らせる⇒そのにおいを付けたキャットを与える⇒この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。
ただやはり個体差があるのと、比較的大きな個体(15㎝以上)で、ずっと生餌しか与えられていなかった場合は餌付けに時間がかかる場合もあります。でもなかなか餌付かないからといってクリル単食は絶対にやめましょう。栄養が偏って背中が曲がったり、突然死する場合があります。
混泳はできるの?
コウタイや、オセレイトスネークヘッドなどの同じ大きさ位のスネークヘッドや、デルヘッジやセネガルスなどであれば混泳可能です。また、オスカーと混泳している方もいます。
レインボースネークとも混泳可能と言ってる方もいらっしゃいますが、お互い最大サイズになったときに倍近くのサイズの差が出てくるので、おすすめできません。
※混泳に絶対はありませんので悪しからず・・・
やはり飛び出し
まさかこんな所から?といったところから飛び出します。「少し空いてるけどまあ大丈夫でしょう」という考えは捨てたほうがいいです。隙間なくきっちり覆いましょう。また、(最近あまり見ないですが)蛍光灯を置いたり、なにか重しをのせるのも、飛び出しの可能性を減らすという意味でいいと思います。
対策として、上部フィルターを設置すると水槽の後ろ半分をフィルターで覆うことができ、前半分に関してはガラス蓋+蛍光灯で覆えるので、本種のように、飛び出しが多い種類にはおすすめです。
アーモンドスネークヘッドまとめ
もしかしたら60㎝水槽で飼育できるかもしれませんが、アーモンドスネークヘッドの迫力・良さをしっかり引き出すためにも90㎝水槽を用意してあげましょう!
オセレイトスネークヘッドと違って綺麗さはありませんが、それはそれで野性味の溢れる魅力があります。
ぜひみなさん、飼育してみてくださいね♪(安価で購入できますし(笑))