ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

ニューレインボースネークヘッドの飼育法(餌・混泳・大きさなど)

小型のスネークヘッドとして人気の高いレインボースネークヘッドによく似ているスネークヘッドです。別名ブルーレインボースネークヘッドと呼ばれるだけあって、レインボースネークヘッドよりも若干ではありますが青味が強い種類です。飼育法に関してはレインボースネークヘッドとほとんど同じではありますが、水温などは若干違ったりするので、詳しく説明していきます。

ニューレインボースネークヘッドの

出展:https://www.amazon.co.jp/

 

どこで販売されてるの? 

ある程度の大きさの店舗に定期的に通っていれば見かけることも多い種類かと思います。また、近くに店舗がない場合に関してはcharmなどのネット通販などを使えば比較的容易に購入できるかと思います。5~8㎝くらいの稚魚が2000~3000円程度で販売されています。 

 

全長と必要な水槽の大きさは?

全長は、自然界では20㎝ほどに成長するらしいですが、水槽内では大きくても15㎝くらいで止まることが多いです。単独飼育であっても理想は45㎝水槽くらいはほしいところですが、個体によっては30㎝キューブ水槽でも飼育できるかもしれません。

 

最適な水温とPHは?

水温は 23~27℃程度が理想です。これは、スネークヘッド全般に言えることですが、低水温に強く、高水温に弱い傾向があるので、夏場の高水温には注意しましょう。また、この高水温に対してはレインボースネークヘッドよりも若干弱いという情報もあるので、30℃は超えないように調整してあげましょう。

水質は弱酸性~中性を好みます。基本的にあまりに酸性に傾かなければ大丈夫です。普通に飼育していれば(サンゴなどを使わなければ)アルカリに傾くことは無いはずなので、酸性に傾きすぎないように注意しましょう。

 

寿命は?

小型なので、他のスネークヘッドよりも若干短くはなりますが、それでも5年以上は生きます。

 

 

餌は?人工餌には慣れるの?

生餌の場合は、小赤だったり、メダカがメインになると思いますが、栄養のバランスを考えて、必ず生餌には餌をしっかりあげたうえで与えましょう。また、同じ理由で時々エビなどを与える方がいいです。 

 ただ、栄養バランスだったり、管理のしやすさを考えると人口餌に慣れさせた方がいいでしょう。 

 ショップで生餌だけ与えている場合はいきなり人口餌を食べるようになることは無いので、まずは嗜好性の高いクリルに慣らせます。そうすることで、”この人は餌をくれるひとなんだ”と覚えさせることができます。それからクリルに混ぜてカーニバル、キャットなどを与えるといいです。

 

クリルすらなかなか食べてくれない場合は?

根気であげ続けましょう(笑)

1か月くらいは食べなくても大丈夫です。決まった時間に与えて、数分して食べなければすぐに取り除きましょう。

1か月過ぎても食べなければ、冷凍のエビを使って餌付けするのもありです。 また、冷凍の赤虫をあげるでもいいのですが、食べなかった場合に取り除くのが面倒なので、あまりおすすめはしないです。

 

クリルには慣れたけどカーニバル(キャット)は食べない場合は?

こちらも根気であげ続けましょう(笑)

それでもなかなか食べてくれない場合は、クリルを濡らして、そのエキスをカーニバル(キャット)にかけてからあげると結構食べてくれます。

食べてくれないからと言って、クリル単食にするのは絶対にやめましょう。栄養が偏ってしまい、背中が曲がったり、寿命が短くなる可能性があります。

 

混泳はできるの?

混泳に絶対はないですが、スネークヘッドの中では一番混泳は成功させやすいでしょう。混泳相手としては、同種同士、レインボースネークヘッドドワーフスネークヘッドなどの小型のスネークヘッドや、ポリプテルスセネガルスポリプテルスデルヘッジなどの小型のポリプテルスがいいかと思います。

 

水草との相性は?

スネークヘッドの中では一番相性がいいと思います。それでも茎が固い水草は折られる可能性があるので、植える系の水草であれば、バリスネリアなどの柔らかい水草にしましょう。また、比較的柔らかく、かつ根張りがしっかりしているクリプト系もいいと思います。あとは無難にアヌビアスナナを流木に活着させたものを使ってたり、マツモやアマゾンフロッグピットを入れてもいいと思います。他のスネークヘッドよりは上手く共存させやすいです。

☆こちらでよりくわしくまとめてます

www.yoshiki-diary.com

 

レインボースネークヘッドとの違いは?

冒頭でも少し触れていますが、ニューレインボースネークヘッドのほうが若干青味がかっています。具体的に違いを見分けるポイントですが、【背びれ】を見ます。レインボースネークヘッドの背びれの縁はオレンジ色ですが、ニューレインボースネークヘッドの背びれは縁まで青くなります。 そこで見分けられると思います。

  

ニューレインボースネークヘッドまとめ

美しく、単独飼育であれば45㎝水槽で飼育でき、しかも安価で購入できるという、まさに弱点の無いスネークヘッドと言えます。また、特にデリケートということもなく、人にも慣れやすいので、スネークヘッドの飼育を始めるのであれば、まずは本種から始めてみるのがいいのではないでしょうか?

ただ、飼育したいと思っても何を用意していいのか分からないという方も多いかと思います。そういった方はこちら【45cmで古代魚・肉食魚・中型魚を飼育するのに必要な値段はいくら? 】で必要な用品と値段をまとめていまるので、よかったら参考にしていただければと思います。

 

 

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