ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

青系スネークヘッドの飼育法まとめ

青系スネークヘッドと言えば、バイオレットスネークヘッドオセレイトスネークヘッドブルームーンギャラクシースネークヘッドなどをイメージされるかと思います。そしてこれら青系スネークヘッドは神経質な種類が多く、飼育が難しい種類が多いです。ただ、ポイントさえ押さえれば長期飼育も可能ではあるので、今回はそんな青系スネークヘッドの飼育法をまとめました。

 

今回は以下の7種を難易度順にまとめました。

 

◆バイオレットスネークヘッド

◆オセレイトスネークヘッド 

◆ブルームーンギャラクシースネークヘッド 

◆スチュワートスネークヘッド 

◆チャンナプルクラ 

◆チャンナオルナティピンニス 

◆ニューレインボースネークヘッド(ブルーレインボースネークヘッド)

各種共通の飼育法(※最初に必ず読んでください)

◆寿命に関して
10年以上は生きるので、長く付き合ってあげましょう。

 

◆餌に関して
生餌を与える場合はめだか、冷凍赤虫、小赤、エビなどになると思います。生餌を与える場合は、栄養に偏りが出ないように、赤虫だけ、小赤だけ、とかではなく、数種類の餌を混ぜて与えたほうが良いです。

もしそれが面倒で、かつランニングコストが気になるという方は、人工飼料に餌付かせた方がいいです。栄養バランスも優れていますし、餌からの病気の持ち込みも防げます。

人工飼料に餌付けたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたクリルを与える⇒そのクリルのにおいを付けたキャットかカーニバルを与える。この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。

なかなか水面に来てくれない個体はキャット、来てくれる個体はカーニバルという感じで分けるといいです。

上記の方法を試してもなかなか餌付かない場合はこちらの記事【肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ 】をご参考ください。

 

◆フィルターに関して

肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。

また、120cm以上の水槽での飼育であればオーバーフローがいいでしょう。

 

◆混泳に関して

大きさによって適切な混泳相手は異なりますが、基本的には単独飼育が望ましいということを前提に説明していますので、それを頭に入れてお読みください。

 

チャンナプルクラの飼育法

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◆飼育難易度

☆(簡単)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で根気よく探せば購入することが可能です。
値段に関しては、10㎝程度の個体で3000~4000円くらいです。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズが約30㎝なので、60㎝水槽があれば十分終生飼育が可能です。

 

◆混泳は?

混泳したいという場合は、最大サイズが同じくらいで温和なポリプテルスデルヘッジポリプテルスセネガルスがいいのではないでしょうか。また、コウタイなどとも上手くいきやすいかと思います。

 

◆水温・水質は?

23~27℃程度を好みますが、30℃を超えたとしても、あまりに長期間続かなければ問題ないです。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆チャンナプルクラの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

 

 

チャンナオルナティピンニスの飼育法

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出展:https://www.youtube.com/watch?v=xFxcKtRFVFE

◆飼育難易度

☆☆(比較的簡単)

→基本的にチャンナプルクラと飼育法は同じなのですが、若干神経質なので、☆をひとつプラスしました。

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で根気よく探せば購入することが可能です。
値段に関しては、10㎝程度の個体で8000~10000円くらいです。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズが約30㎝なので、60㎝水槽があれば十分終生飼育が可能です。

 

◆混泳は?

混泳したいという場合は、最大サイズが同じくらいで温和なポリプテルスデルヘッジポリプテルスセネガルスがいいのではないでしょうか。また、コウタイなどとも上手くいきやすいかと思います。

 

◆水温・水質は?

23~27℃程度を好みますが、30℃を超えたとしても、あまりに長期間続かなければ問題ないです。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆チャンナオルナティピンニスの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

ニューレインボースネークヘッドの飼育法

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出展:https://matome.naver.jp/odai/2149662940056751901

◆飼育難易度

☆☆(比較的簡単)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で探せば比較的容易に購入することが可能です。
値段に関しては、8㎝程度の個体で2000~3000円くらいです。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズが約20㎝なので、45㎝水槽でも飼育可能で、60㎝水槽があれば十分終生飼育が可能です。

 

◆混泳は?

混泳したいという場合は、最大サイズが同じくらいで温和なポリプテルスデルヘッジポリプテルスセネガルスがいいのではないでしょうか。また、レインボースネークヘッドなどとも上手くいきやすいかと思います。

 

◆水温・水質は?

23~27℃程度を好みます。様々な情報があり、レインボースネークヘッドと同じでいいという人もいれば、ブルームーンギャラクシーなどと同じ扱いをしないといけないという人もいます。ショップでストックしていた経験から言うと、30℃さえ越えなければそこまで気にしなくていいと思います。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆ニューレインボースネークヘッドの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

フラワートーマン(オセレイトスネークヘッド)の飼育法

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出展:http://www.ueda-p.co.jp/blog/?cat=40

◆飼育難易度

☆☆☆(普通)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で探せば比較的容易に購入することが可能です。
値段に関しては、大きさにもよりますが、1000~3000円前後で購入できます。稚魚であれば1000円切ることもあります。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

自然界では50㎝程に成長するそうです。ただ、水槽内では35~40㎝程度で成長が止まる場合が多いです。

なので90㎝水槽は最低でも必要になります。 

 

◆混泳は?

もし混泳させる場合は少なくても大きさは合わせてあげないといけないので、エンドリや、バイオレットスネークヘッドアーモンドスネークヘッド

ポリプテルスオルナティピンニスなどがいいかなと思います。ただ、小競り合いがあるとせっかくの美しいか身体がぼろぼろになりますし、噛まれる個所によっては致命傷になってしまいますので、綺麗な状態で飼育したいのであれば単独飼育をおすすめします。

また、もし混泳する場合は必ず120㎝以上の水槽を用意しましょう。

 

◆水温・水質は?

高水温に弱いです。なので、30℃を超える高水温はまずNGです。ただ、インド原産のバイオレットスネークヘッド、ブルームーンギャラクシースネークヘッド、スチュワートスネークヘッドよりも神経質にならなくていいです。夏場に30℃を超えないようにだけ注意しましょう。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆フラワートーマン(オセレイトスネークヘッド)の詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

 

 

バイオレットスネークヘッドの飼育法

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◆飼育難易度

☆☆☆☆(比較的難しい)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で根気よく探せば購入することが可能です。
値段に関しては、大きさにもよりますが、8000~15000円前後で購入できます。

  

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

自然界では80㎝程に成長するそうです。ただ、水槽内では50㎝程度で成長が止まる場合が多いです。

なので90㎝水槽は最低でも必要になります。 

  

◆混泳は?

もし混泳させる場合は少なくても大きさは合わせてあげないといけないので、エンドリや、オセレイトスネークヘッドアーモンドスネークヘッドポリプテルスオルナティピンニスなどがいいかなと思います。ただ、小競り合いがあるとせっかくの美しいか身体がぼろぼろになりますし、噛まれる個所によっては致命傷になってしまいますので、綺麗な状態で飼育したいのであれば単独飼育をおすすめします。

また、もし混泳する場合は必ず120㎝以上の水槽を用意しましょう。

 

◆水温・水質は?

高水温に弱いです。なので、30℃を超える高水温はまずNGです。

また、現地の環境を考えると常に一定の水温に保つというのもあまりよくありません。例えば夏場は30℃を超えないように(26~28℃くらいにする)、かつ比較的高水温で飼育し、冬も含めてそれ以外の季節は15~20℃くらいになるように調整する、という感じにすると状態よく飼育できるようです。

冬場に関しては金魚用のヒーターを使えば水温の調整は比較的容易ですが、夏場の水温管理が難しいです。飛び出しのことを考えると水槽用のファンを直接水面に当てることは不可能なので、上部フィルターのふたを開けてそこに当てるか、もしくは水槽用にクーラー(比較的高価)を使うことになると思います。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆バイオレットスネークヘッドの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

 

スチュワートスネークヘッドの飼育法

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出展:https://www.monsterfishkeepers.com/forums/

 ◆飼育難易度

☆☆☆☆(比較的難しい)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で根気よく探せば購入することが可能です。
値段に関しては、10㎝程度の個体で3000~4000円くらいです。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズが約30㎝なので、60㎝水槽があれば十分終生飼育が可能です。

 

◆混泳は?

混泳したいという場合は、最大サイズが同じくらいで温和なポリプテルスデルヘッジポリプテルスセネガルスがいいのではないでしょうか。また、適正水温と最大サイズが同じであるブルームーンギャラクシースネークヘッドなどもうまくいきやすいかと思います。

 

◆水温・水質は?

高水温に弱いです。なので、30℃を超える高水温はまずNGです。

また、現地の環境を考えると常に一定の水温に保つというのもあまりよくありません。例えば夏場は30℃を超えないように(26~28℃くらいにする)、かつ比較的高水温で飼育し、冬も含めてそれ以外の季節は15~20℃くらいになるように調整する、という感じにすると状態よく飼育できるようです。

冬場に関しては金魚用のヒーターを使えば水温の調整は比較的容易ですが、夏場の水温管理が難しいです。飛び出しのことを考えると水槽用のファンを直接水面に当てることは不可能なので、上部フィルターのふたを開けてそこに当てるか、もしくは水槽用にクーラー(比較的高価)を使うことになると思います。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆スチュワートスネークヘッドの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com 

ブルームーンギャラクシースネークヘッドの飼育法

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出展:https://www.youtube.com/watch?v=j2M1ZCq2Coo

◆飼育難易度

☆☆☆☆☆(難しい)

 

◆販売・値段
ある程度の規模の熱帯魚ショップでないとなかなか見かけないです。ショップにいない、もしくは近くにショップが無い場合は、ネット通販で根気よく探せば購入することが可能です。
値段に関しては、10㎝程度の個体で8000~10000円くらいです。

 

◆最大サイズは?適正水槽サイズは?

最大サイズが25~30㎝なので、60㎝水槽があれば十分終生飼育が可能です。

 

◆混泳は?

混泳したいという場合は、最大サイズが同じくらいで温和なポリプテルスデルヘッジや、ポリプテルスセネガルスがいいのではないでしょうか。また、適正水温と最大サイズが同じであるスチュワートスネークヘッドなどもうまくいきやすいかと思います。

 

◆水温・水質は?

高水温に弱いです。なので、30℃を超える高水温はまずNGです。

また、現地の環境を考えると常に一定の水温に保つというのもあまりよくありません。例えば夏場は30℃を超えないように(26~28℃くらいにする)、かつ比較的高水温で飼育し、冬も含めてそれ以外の季節は15~20℃くらいになるように調整する、という感じにすると状態よく飼育できるようです。

冬場に関しては金魚用のヒーターを使えば水温の調整は比較的容易ですが、夏場の水温管理が難しいです。飛び出しのことを考えると水槽用のファンを直接水面に当てることは不可能なので、上部フィルターのふたを開けてそこに当てるか、もしくは水槽用にクーラー(比較的高価)を使うことになると思います。

水質は弱酸性~中性を好みます。

 

◆ブルームーンギャラクシースネークヘッドの詳しい飼育法はこちら↓

www.yoshiki-diary.com

 

青系スネークヘッドの飼育法まとめ

いかがだったでしょうか?一口に青系スネークヘッドと言っても簡単な種類から難しい種類までいるということが分かったかなと思います。ただ、難しいといっても水温のハードルさえ越えてしまえばそこまで難しくはないので、☆3つ以上だった種類でもぜひ飼育してみてください。