なんとなく日本淡水魚って地味な印象ありませんか?
確かに地味な種類が多いのも事実です。
ただ一方で熱帯魚に負けないような美しい色彩を持った種類が存在することも事実です。
今回はそんな【カラフルな日本淡水魚】をまとめてみました。
この夏に日本淡水魚を飼育してみたい!という方はぜひご参考ください。
カラフルはカラフルだけど、日本淡水魚という感じとはちょっと違うので、今回金魚は除きました。
また、若干無理やりじゃない?という種類もいるかもですが、なんとか地味な日本淡水魚の中から頑張って絞り出したのでご容赦ください(笑)。
オイカワ
カラフルな日本淡水魚と言えば最初にこの種類を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
特にオスは繁殖期になると非常にきれいな婚姻色を示します。
こんな感じ↓
長く伸びる尻ビレもまたきれいですよね。
ただ川魚ということもあり若干デリケートな面もあるので、もし飼育したい場合はこちら【オイカワの飼育法(餌・最大サイズ・水槽・生態・値段・混泳など)】をごらんください。水温・水質など、飼育する上での注意点を書いています。
タナゴ
タナゴと言っても日本には様々な種類のタナゴが生息しています。その中でも最も分かりやすいカラフルな種類と言えば何と言っても【タイリクバラタナゴ】でしょう(いやいや、もともと中国原産じゃん、と思われるかもしれませんが、今やもう日本全土に生息しているので日本淡水魚としてます)
オイカワと同じく、特にオスの婚姻色がとてもきれいです↓
こんな美しい魚が日本に生息しているなんてちょっと信じられない人もいるかもですが、います。
おじいちゃんが近くの池からよく捕まえてきてました(笑)。ほんとにしょぼい池でしたがそんなところにも生息しているわけです。
また飼育は容易で、他の普通の日本淡水魚と同じように飼育可能です。また繁殖も十分狙えます。そこらへんも含めて【タナゴの飼育法(餌・エビとの混泳・野外飼育は可能?など)】で解説してるのでよかったらご覧ください。
オヤニラミ
ここから若干無理やり感?がでてくるかもしれませんが、僕は本当に美しいと思って紹介しております(笑)。
体表の縞模様や、エラ蓋のブルーがなんとも言えず好きです。そして分かりやすいカラフルさではないですが、日本的な美しさがあると思います。
水草が似合いますね。また、あまり黒すぎる底砂を敷くと縞模様が死んでしまう可能性があるので、カラフルさを楽しみたいのであれば白に近い色の底砂を敷くといいと思います(田砂とか)。
飼育自体はそこまで難しくないですが、気が荒いので混泳はほぼできないと思ったほうがいいでしょう。
そんなオヤニラミの飼育法を知りたい方はこちらの記事【 オヤニラミの飼育法(餌・混泳・水温・最大サイズなど)】 をご覧ください。
ヒドジョウ
ドジョウの黄変個体で、アルビノとはまた違います。もともとはマドジョウなので、飼育法はマドジョウに準じます。
飼育は非常に簡単で、他の日本淡水魚を同じように飼育して全く問題ありません。
ただ本種に限らずドジョウに関しては【どうせ残り餌食べてるっしょ!】ということで餌がないがしろになりがちなので、ちゃんと餌を食べられているかは確認してあげてくさいね。
そこさえちゃんとすれば特に難しいことはないのでご安心ください。
また、ドジョウの詳しい飼育法はこちら【どじょうの飼育法(エサ・水温・繁殖・冬はヒーター必要?)等まとめ 】をご覧ください。
ルリヨシノボリ
ルリヨシノボリの【ルリ】は瑠璃色からきています。その名の通り、瑠璃色の斑点が美しいハゼの仲間です。
中~上流に生息していることもあり、特に夏の水槽内の溶存酸素量を増やすためにエアレーションは必須です。
夏場の高水温にも比較的強いですが、30℃を超えそうなときは水槽用のクーラーやファンが必要でしょう。
※ファンを使う場合は水槽のふたを開ける必要があり、そこから飛び出てしまう可能性があるのであまりおすすめできません。かと言って水槽用クーラーは高いので、エアレーションを強めにするというのが現実的な対応方法ではないでしょうか。
ちなみにハゼの仲間は気が荒いので混泳には注意が必要です。混泳する場合は隠れ家を多く作ってあげましょう。
最大10㎝くらいなので、単独飼育なら30㎝水槽~飼育可能です。
【番外編】フロリダハマー
知ってる人は知っている、青いザリガニです。成長とともに赤くなったり白くなったりしてしまう青ザリガニとは違い、本種はずっとその青をキープできます。
また飼育自体はアメリカザリガニと同じで大丈夫なので、簡単です。
よりその青を引き立たせるためにはらんちゅう用の餌などを与えるといいそうです。詳しくはこちら【フロリダブルー(フロリダハマー)】で説明しているのでご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。これで、日本淡水魚にもカラフルな色の魚がたくさんいると分かってくれたのではないかと思います。
でもまだまだ日本淡水魚について詳しく知りたいという方は
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