マレーゴビーは、カワアナゴの仲間では最大級の種類で、自然界では最大50cmになると言われています。
また、東南アジアのタライロンとも呼ばれ、非常にかっこいいフォルムをフォルムをしてますが、タライロンよりは比較的温和なので買いやすいかもしれません。
- どこで販売されているの?
- 価格は?
- 寿命は?
- 大きさ・適切な水槽サイズは?
- 適切な水温・水質は?
- 餌は?人工飼料には餌付くの?
- 混泳は可能?
- おすすめのフィルターは?
- かかりやすい病気は?
- マレーゴビーの飼育法まとめ
どこで販売されているの?
肉食魚に強い店舗、大きめの店舗、ネットショップでないとなかなか見ることはできないでしょう。
価格は?
比較的安価で、10~20cm前後の個体が4,000円いかないくらいで販売されています。
寿命は?
平均寿命は5~8年です。
大きさ・適切な水槽サイズは?
水槽内だとだいたい30㎝~40㎝で成長が止まりますが、自然界だと最大で65㎝まで成長したとの報告もあります。
適切な水槽サイズについてはあまり情報が出てきませんが、基本的には底生であまり動き回るような種類ではないので、90㎝水槽で飼育可能かと思います。
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適切な水温・水質は?
適切な水温は22 ~ 28°C で、水質は中性前後を好みますが、pH5の酸性の水でも汽水でも生きられるので、水質にはそこまでうるさくありません。
餌は?人工飼料には餌付くの?
自然界では、岩などの障害物に隠れて近づいてくる餌を待ち伏せする待ち伏せタイプです。
飼育下での餌は赤虫、メダカなどの生餌がメインとなるでしょう。人工飼料にはなかなか慣れづらいです。チャカチャカもそうですけど、なんで待ち伏せ型の種類って人工飼料に餌付きづらいんでしょうか・・・・。
もし人工飼料に慣らせたければ、まずはクリルを与えて、「この人は餌をくれる人だ!」と覚えてもらいましょう。基本的に底にいることが多いので、水を含ませて沈ませてあげると食べてくれやすいです。
掃除が大変ですが、冷凍の赤虫をあげるのも人工餌に慣らせる手法としては有効です。
クリル、もしくは赤虫に慣れてきたらあとは早いです。それらに混ぜてキャットを与えましょう。
最初は口にしても吐き出してしまいますが、慣れると問題なく食べてくれます。
混泳は可能?
基本的に温和ではあるのですが口が大きいので口に入る魚は何でも食べてしまいます。
少なくともマレーゴビーと同じかそれ以上のサイズの種類と混泳させてあげましょう。
また、自分のテリトリーに入ってくると攻撃する傾向がありますので、要注意です。
生息域の被らないアロワナの混泳されている方が多いですね。
おすすめのフィルターは?
水を汚しやすいので、特に理由が無ければ上部フィルターをおすすめします。ろ過力が高いですし、メンテナンスも楽です。
どんなレイアウトにすればいい?
日中は岩陰などに隠れているので、岩や土管などを入れてあげられるといいのですが、そういったものを入れるとメンテナンスが少し大変になるので、めんどくさがりの人は何も入れなくてもいいかと思います。
ただ、底砂はなにか敷いた方がいいです。ベアタンク(砂利も何も敷かない飼育スタイル)の方が確かに管理は楽ですが、敷いた方が色飛びもなく、きれいに発色するのでおすすめです。個人的にはマレーゴビーの体色は非常に魅力的だと思うので、それを生かすためにも底砂は必要かと思います。
敷く際なのですが、中途半端に大きい砂利を敷くと、誤飲してしまう可能性があるので、ガーネットやスドー ボトムサンドなど、ある程度細かいものを敷くといいでしょう。
また常に底にいるので、角ばった底砂を敷いてしまうとお腹が傷ついてしまい、そこから雑菌が入ってしまう可能性があるので、丸みを帯びた底砂を敷くようにしましょう。
かかりやすい病気は?
基本的には丈夫なので、あまり気にしなくてもいいですが、定期的な水換えや、導入時の水合わせなど、基本的な事項はしっかりと行うようにしましょう。
マレーゴビーの飼育法まとめ
いかがだったでしょうか。僕は自分で書いていて、飼いたくなってしまいました。
早速【ブログを書いてたら自分が飼いたくなったシリーズ! - ABYの熱帯魚図鑑】に追加しました。
現状、90㎝水槽を置ける状況にないので今すぐには無理ですが、置けるような状態になったら前向きに検討したいですね。
でも、今飼育してるチャンナプルクラの水槽も大きくしてあげたいし、ヒーター事故で亡くなったオレンジキャットも飼いたいし、90㎝水槽が置けるようになったらなったで悩みが増えそう・・・・。