見た目でいうとアイスファイヤースネークヘッドとかドワーフスネークヘッドのベンガルオレンジに色彩が似ている種類です。尾ビレの縁が赤というかオレンジに色づくことから、レッドフィン、オレンジフィンの名称でも呼ばれます。最近輸入されることになったミャンマー原産のスネークヘッドです。近年になって輸入され始めた種類なので、まだまだ謎が多い種類です。
また、スネークヘッド自体けっこう癖のある種類だったりするので、この記事を読む前にこちらの【スネークヘッドの飼い方・注意点※飼育前に必ず読んでください】を読んでいただくとより飼育したときの失敗を減らせるかと思います。
- どこで販売されてるの?価格
- 最適な水温、PHは?
- 最大サイズと適切な水槽の大きさは?
- 寿命は?
- 餌は?人工餌には慣れるの?
- 性格は?混泳はできるの?
- おすすめのろ過器(フィルター)は?
- 水草との相性は?
- バーミーズレッドフィンスネークヘッドの飼育法まとめ
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どこで販売されてるの?価格
最近になって少しずつ輸入されてきた種類なので、大きいショップであっても、スネークヘッドに力を入れているようなショップでないとあまり見かけないかもしれません。また、ネットでもたまーに見かける程度です。価格は10㎝前後の個体で4000~5000円程度です。
最適な水温、PHは?
水温は 23~27度程度が理想です。これは、スネークヘッド全般に言えることですが、低水温に強く、高水温に弱い傾向があるので、夏場の高水温には注意しましょう。
水質は弱酸性~中性を好みます。基本的にあまりに酸性に傾かなければ大丈夫です。普通に飼育していれば(サンゴなどを使わなければ)アルカリに傾くことは無いはずなので、酸性に傾きすぎないように注意しましょう。
最大サイズと適切な水槽の大きさは?
水槽内だとだいたい30㎝くらいの大きさに成長します。一般的には全長と水槽の縦の幅が同じ程度であれば飼育可能と言われているので、60cm規格水槽(60×30×36)で終生飼育が可能です。より大きくしたいとかであれば、60×45×45cm水槽だったり、90㎝水槽をおすすめします。
寿命は?
約10年です。
餌は?人工餌には慣れるの?
生餌を与える場合はめだか、冷凍赤虫、小赤、エビなどになると思います。生餌を与える場合は、栄養に偏りが出ないように、赤虫だけ、小赤だけ、とかではなく、数種類の餌を混ぜて与えたほうが良いです。
もしそれが面倒で、かつランニングコストが気になるという方は、人工飼料に餌付かせた方がいいです。栄養バランスも優れていますし、餌からの病気の持ち込みも防げます。スネークヘッドの中では比較的人工飼料には餌付きやすい種類です。
人工飼料に餌付けたい場合は、まず冷凍赤虫に慣らせる⇒その赤虫のにおいを付けたクリルを与える⇒そのクリルのにおいを付けたキャットかカーニバルを与える。この流れで餌付ければほとんどの個体が餌付きます。
なかなか水面に来てくれない個体はキャット、来てくれる個体はカーニバルという感じで分けるといいです。
上記の方法を試してもなかなか餌付かない場合はこちらの記事【肉食魚・大型魚への人工飼料の餌付け方法まとめ 】をご参考ください。
すでにショップでキャットやカーニバルに餌付いている個体を購入できればベストなんですけどね・・・・。
性格は?混泳はできるの?
スネークヘッドは基本的にが荒いので、混泳は難しいと思います。どうしても混泳したいという場合は、導入当初から一緒に入れてあげてください。もともと飼育している水槽に新しい魚を入れると、すでにテリトリーを形成しているので、より他魚に対する攻撃がひどくなります。
もし混泳させるのであれば、同サイズのチャンナプルクラ、インディアンスネークヘッドなどの小型スネークヘッドや、ポリプテルスデルヘッジ、ポリプテルスセネガルスなどの小型のポリプテルスがいいと思います。
※混泳に絶対はないので悪しからず・・・
おすすめのろ過器(フィルター)は?
肉食魚で水を汚しやすいので、ろ過力が高くないぶくぶくだったり、投げ込みフィルターだったり、外掛け式のフィルターはあまりお勧めできません。ろ過力の高い上部フィルターだったり、外部式フィルターをお勧めします。また、60㎝までの大きさの水槽を使用し、かつ細かく低床を掃除できる自信がある方は底面フィルターでもいいと思います。
水草との相性は?
たしかに見た目の相性はいいですが、コケ対策をしないと大変です。特に立ち上げ当初は悩まされると思います。ライトの照射時間を減らしたり(場合によっては、カーテンを開けっ放しにして、自然の光のみに任せます)、餌の量を減らしたり、水替えの頻度を増やしたりして対応しなくてはいけません。ただ、見た目の相性がいいのは確かなので、スネークヘッド水槽に水草を導入したいという方はぜひこちらの記事【スネークヘッドに合う水草10種まとめ 】をご参考ください。
バーミーズレッドフィンスネークヘッドの飼育法まとめ
美しい色彩を持ちますし、60㎝水槽で終生飼育もできるので、かなりおすすめの種類です。また、人に慣れやすく、美しさと可愛さを兼ね備えた種類でもあるので、ぜひ飼育してみてください。また、この記事を読んで「飼育してみたい!」と思ってくれた方もいるかと思います。正直、バーミーズレッドフィンスネークヘッドの飼育にかかる費用とか、必要な用品とかも気になると思うので、そういった方はぜひこちらの記事【60cm水槽で古代魚・肉食魚・中型魚を飼育するのに必要な値段はいくら】を参考にしてみてくださいね。
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