ABYの熱帯魚図鑑

初心者の方でも、初めて熱帯魚を飼育する方でも分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願いします♪ちなみにABYとはアクアブロガーよしきの略です(´・ω・`)

フナと混泳できる熱帯魚・金魚・日本淡水魚【41種類】まとめ

みなさんもちろんフナは知ってますよね。

近くの池に行けばいることが多いですし、小さい頃に釣った経験がある人もいると思います。

フナの飼育法(餌・サイズ・水温・水質・寿命・混泳・適した水槽等)でも書きましだが、意外とフナに関して知らないことって多いですよね。

例えばギンブナってほとんどメスしかいないとかって知ってました??

恥ずかしながら僕はフナの飼育法を書いているときに初めて知りました。加えて、【フナの混泳】に関して詳しく言及している記事が無かったのでそれに関して調べまくって、記事にしてやろう!と思ったわけです。 

なので、この記事では、フナと混泳できる熱帯魚・金魚・日本淡水魚に関して、それぞれ分けて詳しく書いていきたいと思います。

 

 

記事を読み始めるまえに・・・

まず、【混泳に絶対はない】ということは頭に入れたうえで読み進めて頂ければと思います。一般的に大丈夫だと言われている種類との混泳でも実際やってみると全然上手くいかない・・・とかは魚を飼育していればよくあることです。

なので、この記事を参考にして混泳したけど上手くいかなかったとかに関しては責任を取れないのでご了承ください。

また、ギンブナ・ゲンゴロウブナ(へラブナ)の最大サイズは30㎝で、キンブナは15㎝程度なので、サイズも合わせて混泳する魚をご検討ください。

f:id:apy1526:20190201160330j:plain

出展:https://zukan.com/fish/internal1370

 

フナと混泳できる熱帯魚まとめ

基本的に温和でかつ丈夫な種類なので環境を熱帯魚に合わせれば混泳可能な種類は多いです。

フナと混泳できる熱帯魚の条件とは?

フナが食べられない、フナを捕食しない、大きさが違いすぎない、攻撃性が強くない、(できれば)生活スペースが異なる種類を選んでいけばいいと思います。

ざっと下に候補を挙げていきます。

 

おそらく問題ない種類

ポリプテルスセネガルス

最大30㎝。本種の口に入るサイズの魚でなければ混泳可能。

 

ポリプテルスデルヘッジ

最大40㎝。本種の口に入るサイズの魚でなければ混泳可能。

 

ポリプテルスパルマスポーリー

最大40㎝。本種の口に入るサイズの魚でなければ混泳可能。

  

・オレンジフィンカイザープレコ

最大30㎝。温和なので、本種に危害をあたえる魚でなければ混泳可能。

 

・ブルーフィンプレコ

最大20㎝。温和なので、本種に危害をあたえる魚でなければ混泳可能。

 

カラープロキロダス

最大30㎝。サイズが同程度で、温和な種類とであれば混泳可能。サイズを合わせることが大切。

 

・イエローピンクテールカラシン

最大30㎝。同種間では争うことがありますが、他魚に対しては比較的無関心。

 

・パールグラミー、マーブルグラミーなどの中型グラミー

最大12cm。基本的に温和なので、本種に食べられるサイズの魚とでなければ混泳可能。 

 

・ゴールデンセべラム

最大20㎝。シクリッドの中では比較的温和。

  

パロットファイヤー

最大30㎝。同種同士では喧嘩をしますが、シクリッドの中では比較的温和なので混泳はしやすい。

 

南米シャークキャット

最大30㎝。本種の口に入るサイズの魚でなければ混泳可能。

 

・シルバーシャーク

最大15㎝。同種同士争うことはありますが、他魚に対しては比較的無関心。

  

・(フナの口に入らない)コリドラス全般

生活スペースが異なるので、口に入るサイズでなければ混泳可。

 

・(アルタムエンゼル以外の)エンゼルフィッシュ

最大12㎝。本種の口に入るサイズの魚でなければ混泳可能。他魚に対しては比較的無関心。

 

注意して見ないといけない種類

・レッドテールブラックシャーク

最大12㎝。同種間では激しく争う。他魚に対しても気が荒い部分があるので混泳には注意が必要。

 

オスカー

最大30㎝。シクリッドらしく、成長とともに気が荒くなるので、混泳には注意が必要。

 

・ロイヤルプレコ

最大30㎝。大きくなると気が荒くなることがあるので注意が必要。

 

・グリーンロイヤルプレコ

最大30㎝。大きくなると気が荒くなることがあるので注意が必要。

 

・グリーンテラー

最大25㎝。シクリッドらしく、成長とともに気が荒くなるので、混泳には注意が必要。

 

気になる魚がいたらcharmで探してみましょう。charmで特徴などを調べたので、在庫切れでなければいると思います

 

フナと混泳できる金魚まとめ

こちらも熱帯魚と同じように、サイズを合わせて、飼育環境を金魚に合わせてあげる必要があります。

 

フナと混泳できる金魚の条件とは?

和金やコメットなどのいわゆる【長もの】と言われている種類とであれば混泳可能です。【丸もの】はフナに比べて動きが遅いのでそれがストレスになったり、餌を食べられなかったりするので混泳はしないほうがいいです。

 ※長もの・・・和金など、体形がフナに近い細身の金魚

 ※丸もの・・・琉金のような、丸っこい金魚

 

以上を基にして候補を挙げていきますが、色の細かい分類を考えるとときりが無くなるので、ざっくり書いてみました。ちなみに最大サイズはどの種類も15~20㎝程度です。

 

おそらく問題ない種類

コメット

・朱文金

和金 

注意して見ないといけない種類

・東海錦

少し泳ぎが遅いので、しっかり餌を食べられているか見てあげる必要あり

 

気になる魚がいたcharmで探してみましょう。charmで特徴などを調べたので、在庫切れでなければいると思います。

 

フナと混泳できる日本淡水魚まとめ

基本的に温和でかつ丈夫な種類なので環境を熱帯魚に合わせれば混泳可能な種類は多いです。

サイズも差がありすぎないようにしましょう。

 

フナと混泳できる日本淡水魚の条件とは?

基本的には熱帯魚と混泳する時と同じですね。

フナが食べられない、フナを捕食しない、大きさが違いすぎない、攻撃性が強くない、(できれば)生活スペースが異なる種類を選んでいけばいいと思います。

ざっと下に候補を挙げていきます。

 

おそらく問題ない種類

・シマドジョウ

最大13cm。生活スペースが異なりますし、互い温和なので上手く混泳できるはず

 

・ヒドジョウ

最大15㎝。生活スペースが異なりますし、互い温和なので上手く混泳できるはず 

 

【ドジョウの飼育法はこちら↓】

www.yoshiki-diary.com

 

鉄魚/テツギョ

最大30㎝。同種同士で多少の喧嘩はありますが、他魚に対しては比較的無関心

 

・アブラハヤ

最大15㎝。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

・ウグイ

最大30㎝。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

・カワムツ

最大15㎝。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

・カネヒラ

最大12cm。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

・アブラボテ

最大10cm。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

・ヤリタナゴ

最大10cm。同種同士で多少の喧嘩はあるが、他魚に対しては比較的無関心

 

カマツカ

最大20㎝。温和で生活スペースも異なるので混泳はしやすい。 

 

注意して見ないといけない種類

オイカワ

最大15㎝。同種同士で多少の喧嘩はありますが、他魚に対しては比較的無関心。水質の悪化に弱い。溶存酸素量は多めが良い。相性的には特に問題ないが、水を汚しやすいフナとの混泳では、状態を崩していないか細かく観察する必要がある

 

・フクドジョウ

最大20㎝。生活スペースが異なりますし、互い温和なので上手く混泳できるはず。若干デリケート。溶存酸素量は多めが良い。相性的には特に問題ないが、水を汚しやすいフナとの混泳では、状態を崩していないか細かく観察する必要がある

 

・ホトケドジョウ

最大7cm。生活スペースが異なりますし、互い温和なので上手く混泳できるはず。若干デリケート。相性的には特に問題ないが、水を汚しやすいフナとの混泳では、状態を崩していないか細かく観察する必要がある。また、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)・ギンブナと比べると最大サイズに差があるのが少し不安

 

・ニッポンバラタナゴ、カゼトゲタナゴ、タイリクバラタナゴ

最大サイズが10cm未満なので、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)・ギンブナと比べると最大サイズに差があり少し不安

 

【タナゴの飼育法↓】

www.yoshiki-diary.com

 

オヤニラミ

最大15㎝。気が荒い。気は荒いがゲンゴロウブナ(ヘラブナ)・ギンブナと比べると最大サイズが小さいので、そこで何とか可能になるかも

 

気になる魚がいたらcharmで探してみましょう。charmで特徴などを調べたので、在庫切れでなければいると思います。

フナと混泳できる熱帯魚・金魚・日本淡水魚まとめ

いかがだったでしょうか?

意外と混泳可能な種類って多いでしょ?丈夫で温和なので、フナに危害を与えるような種類でなければ基本的に混泳可能です。

ただ、最初にも言った通り【混泳に絶対はない】ので、それを頭に入れつつフナの混泳を楽しんでいただければと思います。